生徒の中に、どうしても目をそらしてしまう癖がある子がいます。

 

昨日から練習。

私の目を見て3分から5分。

昨日はやはり、そらしてしまいましたが今日は全くそらさなくなっている。

日々練習です。

 

学校の先生は、前方から生徒を見ているので、目をそらす生徒には敏感。

 

それが癖だとしても、やはり気持ちの良い物とは思わない先生もいます。

 

 

人を見る時の基本。

目を見るのではなくおでこを見る。

 

それを昨日教えて、私と目線を合わせて。

 

 

私の場合、やはり目の圧力が強い人間だと自覚しています。

相当、目をそらさないのは大変。

 

ですが2日間でクリア。

 

今日は一切目をそらさないで、表情までにこやかでした。

 

 

私はあまり学力面で褒める事がありません。

上には上がいて、目標やクリアすべき課題は次から次に生まれて来ます。

 

ですが、日常の事で頑張った場合、過剰に褒めます。

 

 

数年間、しみついて来た他人の目を見れないという癖。

2日間で目をそらすどころか、やわらかい表情まで出来るようになったのは気持ちの面で頑張ろうとしている努力。

 

そういった努力は過剰に褒めるべき。

 

誰かが真剣に、なぜそれが必要かを向き合って話をし、一緒に治そうとするならば子供は一生懸命に応えようと努力してくれます。

 

根気強く。

毎日3分。

 

私も真剣に、目を合わせる練習を繰り返して行こうと思っています。

 

子どもの成長は早い。

たった1日で変化するものです。

 

練習が必要なくなるまで、毎日私も一緒に練習。

 

自然と人の目が見れる日は、近いと確信しています。

 

1ヵ月!

毎日繰り返し。

 

それよりも大きな変化。

その生徒。

 

今日は早くから自学に来ています。

 

真剣に向き合えば、子どもは何らかのメッセージを出してくれます。

 

1つのきっかけが、その子を大きく変える事もある。

 

 

麻布学院は生徒の変化に常に敏感に。

 

勉強以外の事で大切にする物は、子どものメッセージに敏感である事。

それが後々、成績に大きく反映していくものです。

 

まずは、小さな変化を見逃さない。

 

学力を上げる事。

その中には、勉強と全く関係の無いよういな事も含まれるのです。