出来ないと思っている人間は同時にやっていない。
ほとんどの人間が出来る事が全くできないのであれば顕著。
出来ないのではなく、やっても出来ないが本当の気持ち。
やっても出来ないからやらない。
これが本当のところ。
全く分からない教科があったとして、やっていれば個人差はあれ出来る事は増えて行く。
全ての教科が出来ないなどという事はないはず。
例えば、入塾して間もない中2生の生徒で、5教科293点になってしまった生徒がいる。
数学や英語にかなりの遅れが出てしまっていて、2教科の点数はやはり芳しくはない。
だが、社会は89点。
自分の数学・英語の遅れを知っているからこそ、自学時間に毎日社会をまとめていたのを私は知っている。
この生徒が、数学・英語以上に塾に来る前、社会をやっていて元から出来ていたなどという事はない。
やっていたからこそ、数字として点数に現れたのだ。
何の教科でも良い。
やれば出来ると言う成功体験が人間を育てる。
やっても出来ないという失敗体験を言い訳にしなくなる。
1教科、自信のある教科が出来れば、あと1教科、あと1教科と成長をして行くものだ。
苦手な教科だとしても、ここだけは絶対に外せないという気概の様なものも育ってくる。
全ての教科が出来ない生徒は、失敗体験を言い訳にやっていないから出来ないのです。
周囲の期待の薄れを感じ取ると、その言い訳で全て押し通そうとする。
しかし断言します。
全ての教科、出来ない生徒など見た事がありません。
やれば数字に反映してくるものです。
個人差はあっても、5教科100点未満だった生徒が200点を超える事は出来る。
成功体験をさせるまで、周囲がどれだけ厳しく、根気強く、子どもの限界を決めつけずに声をかけ続けるかです。
やってもいないから数字が出ないのです。
最初から全てが出来る子供ばかりではありません。
ありませんが、その子供なりの成長は、本当にやっているのであれば必ず数字に残ります。
20点が40点になり、40点が50点になり。
50点が60点になる。
そういった成長が見られるものです。
私は妥協をしません。
全てが出来ない生徒など存在しません。
数学が苦手で20点台の模試を取っていた生徒でも、きちんと諦めず、声をかけ続ければ、少なくとも60点を取れるようになるものです。
ですが誰もが自分自身でスタートできる訳ではありません。
変わろうという意識、頑張ろうという意識が続かないから成績が上がらない。
少しの努力で結果が出ないと、すぐにやっても出来ないという言い訳が始まります。
麻布学院は毎日授業・毎日自学。
麻布学院の生徒は最初から成績が高いと思う保護者様や生徒さんがいるかもしれません。
そう言う生徒も中には存在しますが、ほとんどの生徒がやっているんです。
やっているから数字を出しているのです。
麻布学院の生徒達は、言い訳をしません。
数字が残らなければやっていない。
そういった自覚をきちんと持っています。
少なくとも1教科!
集中すれば上がらないという事は絶対にない。
授業で数学・英語など相当数の時間をこなしています。
ゆっくりゆっくり、苦手な生徒も上がって来ます。
それを待つだけではなく、自学時間に自分の力で出来る教科を作り出す。
それが、成功体験に繋がるのです。
自分の意志で点数を取りたいと言う第一歩。
やっても出来ないの撲滅運動。
数字が残れば子供は努力するようになって行きます。
そこまで、どれだけ根気強く、厳しく大人が向かい合うかです。
麻布学院の毎日授業・毎日自学。
そのきっかけとしては、最大限効率の良い方法だと思います。
保護者様だけでは無理な事でも、根気強く・厳しい我々両塾長が、最大限保護者様を援護いたします。
まずは周囲の大人が諦めないこと!
それが子供の成長に繋がります。