我々、麻布学院の両塾長。
生徒をあまり褒めない。
麻布学院はそういう塾ではない。
上には上がいて、その上には更なる上がいる。
高得点の先には更なる高得点がある。
生徒の成績を最大限まで伸ばし続けるのが麻布学院。
当たり前に、数字や結果に結びつくまで褒める事はあまりない。
努力=数字に必ず現れるものだからだ。
現れるまで短時間の生徒もいれば、長時間かかる生徒もいる。
途切れそうになる努力。
その時、我々は必ず個別に声掛けをする。
イメージしてもらうには、箱根駅伝の監督たちを想像して貰えればイメージしやすい。
生徒と並走しながら状況を的確に伝え、叱咤激励する。
それが麻布学院のやり方だ。
それでも最近、両塾長ともに密かに褒めている学年がある。
新中2生だ。
意図的に2か月前から話しかける回数を増やし、学習意識の改善に挑んで来た。
この学年。
トップの生徒がしっかりしている。
決して手を抜かず、向上心高く、負けん気も強い。
それを全面に出せるよう、毎日話しかけて来た。
しっかりとしたトップがいる学年は、引き締まる物だ。
ほぼ全員。
自学時間には早く来て、授業後も時間ギリギリまで自学して帰る。
一糸乱れないのがこの学年の良さだ。
最高の雰囲気が出来上がっている。
この勢いで定期テストまで引っ張って行き、数字を出す事で、更なる高みに!
今の素晴らしい状態。
この雰囲気にいる生徒は幸せだろう。
誰一人、列を乱さない努力。
トップの生徒を私はミスパーフェクトと呼ぶ。
オール5・連続校内1位。
性格も強気で勤勉。
この学年は、もっともっと良くなる。
成績が低い生徒も多い学年だが、引っ張られて努力をしている。
必ず数字に現れる日が来る。
麻布学院の中で、今、一番熱い学年だと思う。
この勢いで頑張ろう!