考えないようにしていてもやはり。
明日の合格発表に気持ちが持っていかれてしまう。
先程、生徒たちに伝えたのは、
「どんな結果になろうが堂々と」
麻布学院の生徒として、相応しい堂々とした態度で発表を見てきて欲しい。
明日は報告のみを受けて、合格した生徒は帰宅です。
結果が出せなかった生徒は塾にて話をします。
この職業をやっているならば、明日は避ける事が出来ない1日。
私は合格発表で心から喜べた日がありません。
麻布学院の生徒達は、その努力に相応しい高校、つまりは第一志望校をほとんどの生徒が受験します。
ランクを落とすという生徒がほとんどいません。
覚悟をしていたとして、毎年この一日は、塾を辞めたくなる日になってしまいます。
この感覚。
慣れる事はありません。
今年は点数をきちんと取れた生徒が多い。
出来る事ならば、全員を救って欲しい。
そう願わずにはいられません。
高1生は今日も普段と同じく高校の予習授業をしています。
相当な部分まで、教科書を使用して進めましたので、ここからはチャートを利用して復習。
学習範囲の定着をはかります。
他の生徒たちが発表前日でそわそわしている中、麻布学院の生徒達は全員が予習に励んでいます。