麻布学院は数字と結果、そして実績にこだわる。

 

当たり前だ。

 

学習塾なのだから、数字と結果を出さなければならない。

 

 

どんな生徒たちであっても、数字に結び付けなければならない。

 

 

私のブログを長く読んでくれている方ならば知っているはず。

 

今年の中3生について、私がずっと最初は嘆いていた事を。

 

 

過去17年間で、一番学力が無かった。

 

 

でも。

 

嘆くだけならば誰にでも出来る。

 

大手塾のように、次から次に生徒が来てくれるならば、がっちりクラス分けをして、上位層、とりわけ評定が高い生徒に集中すれば良い。

 

生徒数が多ければ多いほど、上位層の数も増える。

 

大手塾に興味を持つ保護者様は、何人の生徒数で上位校を出したかなどに興味は無い。

 

 

個人塾は違う。

 

どんなに成績が低かろうが、1人1人大切にしなければならない。

 

1人の比重が大手塾とは全く違う。

 

 

嘆いていても私はあきらめない。

 

その生徒達でどう受験を闘うか、いつも考えて生きている。

 

1人1人のデータをまとめ、次の日にどう話をしようかまで考えないと眠れない。

 

休みなどは無い。

 

体調を壊した時くらいだ。

 

365日、生徒の数字をどう上げて行くか考えている。

 

 

嘆くだけでは駄目だ。

 

中3生で模試の数学、30点40点の子どもたちも戦力だ。

大切な1人だ。

 

真剣に向き合ってきた。

 

 

その結果が、今年の数字だ。

 

確かに受験問題は簡単だった。

 

それでも塾内平均430超え、中間高校を受験した1名以外は400点を超える自己採点。

 

 

嘆くだけでは駄目だ。

 

生徒のせいにして、数字を受け入れる事もだめだ。

 

 

チャレンジ受験などという言葉。

 

麻布学院は受け入れない。そんなものは存在しない。

 

 

数字は出した。

 

後は結果だが、今年は厳しい結果が予想される。

 

評定の低い生徒については厳しい。

 

 

数字を出しただけでも駄目だ。

 

 

今年は私立高校に早慶の合格が並んだ。

 

それでもだめだ。

 

 

 

結果が全てだ。

 

 

少なくとも生徒は、私の求める数字は叩き出して来た。

 

結果が伴わなければ、私の責任だ。

 

 

学習塾は成績。

 

数字・結果・実績だ。

 

 

麻布学院にチャレンジ受験などは無い。

 

そんな言い方は生徒に失礼だ。

 

数字をきちんと出した生徒達は決してチャレンジなどではなかった。

 

 

勝負できる点数まで自分の学力を上げて来た生徒達は立派だった。

 

もし、結果が出なくとも、彼らは必死に戦い、そして勝負になる点数を叩き出した。

 

凄まじい悔しさに襲われるだろう。

 

それが次に繋がる。

 

勝負にならなかったもの。勝負に出なかったものは、悔しさすら感じない。

 

 

生徒はよくやりました。

 

結果が出なければ、私の責任。

 

 

過去1番学力の低かった彼らは、受験で430点を平均で超えるまで成長しました。

 

本当によくやったと思う。

 

 

出来れば結果に結び付けてあげたい。

 

そう祈らずにはいられない。