入塾時、中学の成績は最下位層。
評定は3.0に限りなく近い。
やる気もない。
何度ももう一人の塾長から
「辞めなさい」と怒られていました。
そんな彼も、麻布学院の場の空気に乗せられたのが夏期講習から。
学年全体がふわふわしていましたが、夏期講習でビシッと私に引き締められ。
彼も、なんとか辞めずに食らいついて来ました。
秋以降は、公立高校受験コースの生徒とペアを組ませて、自宅学習を徹底管理。
あれよあれよという間に、成績が急上昇。
実力テストでは校内10番台に。
模試では仙台一高や仙台三高の合格判定も出しました。
数学の力を伸ばせたので、受験でその力を最大限に発揮でき、評定の低さを補える。
仙台高専を受験しました。
受験前、新型コロナの濃厚接触者となり、寸前まで自宅待機となった時は、私も本人も保護者様も焦りましたが。
結果は見事合格。
大手塾は美しい自然の森。
そこには様々な木々が成長し、その大木の影で日が当たらない木々は枯れてしまう。
それでも全体を見れば美しい圧倒的な風景。
麻布学院は庭。
狭い範囲で庭木を1本1本手入れしないと美しい庭園にはならない。
植えた植物を1本1本大切に、大切に。
寄り美しく。よりたくましく。
それぞれに良い面も悪い面もある。
しかしながら、一度駄目になりかけた成績を、きちんと上げる確率。
麻布学院はずば抜けた実績があります。
彼も、きちんと育て上げました。
辞めないで食らいついて来た甲斐があったね。
合格おめでとう。