麻布学院は、塾を開校するにあたり、仙台市内で学力テスト最下位の中学の傍に開校する事を決めてスタートした塾です。

 

開校当初の近隣中学は、仙台一高に1名合格者が出れば良いと言う中学。

 

私はそこに塾を開校し目標としたのが

 

 

学区統合前のトップ校

 

仙台一高 100名

宮城二女 100名

 

合計200名の合格者を出す事。

 

 

何の看板もない個人塾が、市内学力最下位の中学の傍で掲げる目標としては無謀。

 

誰も本気にしてはくれませんでした。

 

学区統合・共学化された後は

 

仙台一高・二高 100名

 

仙台一高・仙台二高・仙台三高・宮城一高・仙台二華 200名

 

 

今年の受験で

 

卒業生合計357名(私立専願も含む)

 

仙台一高・二高(土浦第一含む) 146名

 

トップ5校ナンバースクール 216名

 

 

開校当初に言っていた目標を全てクリアいたしました。

 

 

当時の私は余程の自信家で、定員20名をきっちり守り、10年間でと言う目標でした。

つまりは全員を一高・二女に出来るという目標だったのです。

 

ですが、初年度からそれは無謀だと思い知り、兎に角、なるべく早く目標を達成する事にいたしました。

 

2年前からは定員を25名に増やし、そして16年目の昨日。

全ての目標をクリアいたしました。

 

6年間も当初の目標から遅れてしまいましたが、20年かからずに達成できた事。

 

それは、生徒と保護者様に恵まれたからだと思っています。

 

 

過去16年分の合格札が奥の大教室に貼ってありますが、今年で216になります。

 

 

この目標を達成して、自分なりに仕事として残せたものは出来たと思っています。

 

 

この先、どのような目標にするか。

 

昨日の今日ですので、まだ定まっておりません。

 

 

新型コロナの最中です。

 

目標達成で食事に行くこともせず、普段と何ら変わらない1日でした。

 

むしろ、不合格の生徒をまた出した事への無力感が強く、本日寝たのは午前11時過ぎ。

 

 

麻布学院は、そのような成績で入塾したとしても、努力をし実力テスト・模試で志望校偏差値をクリアし、中3生になれば中学の学年上位に食い込み、私立高校入試では、宮城県の上位私立で特待生合格を目指す。

 

そして第一志望校を受験する。

 

そんな塾です。

 

 

残念ながら、この受験の仕方は全員合格とはならないでしょう。

 

危ないと思い、志望校変更を助言して見る事もありますが、生徒が受けたいと言えば、学校評定以外の全てをクリアして、私立高校受験で結果を出したなら最大限応援します。

 

それが麻布学院。

 

生徒が志望校変更を言い出せば、そこに合格させるのも我々の仕事。

 

 

最大限、受験できる高校の幅を生徒に与えて、受験する高校は本人と保護者様で決めてもらうのが麻布学院のやり方。

 

無理に上げろとも下げろとも言いません。

 

助言はしても生徒と保護者様に従う。

 

それが私の考え方。

 

 

全員合格という目標は、麻布学院にとって難関な目標です。

 

1年間の目標としてはベスト。

 

 

ですが長期の目標にするのは間違い。

 

16年間で、ナンバースクール以外の高校の合格率は90%を優に超えています。

 

 

何を目標にするか。

 

これから考えます。

 

とにかく来年度は、国立大学医学部医学科を予備校から出す事。

出来るならば東北大学。

 

医学部以外の東北大学合格も、複数名出したいし、出せると思っています。

 

予備校はそこが目標。

 

 

麻布個別指導学院は初年度から仙台一高の合格者を出せました。

 

来年度は全員志望校合格を目指します。

 

最初は個別指導学院に入塾し、夏期講習で本校に合流した生徒は

仙台一高と仙台三高に合格しました。

 

私立高校専願の生徒が3名

 

東北学院

東北学院榴ヶ岡

常盤木学園

 

以上の高校に進学します。

 

 

今年から私が直接担当しています。

 

毎日課題を指示して、7時過ぎまで直接指導しています。

 

個別指導は成績が低い生徒だけのものでは無い。

 

それが私の考え方です。

 

幅の広い塾として、上位校も私立専願も生徒の志望校合格を目指す個別指導を行います。

 

 

 

本校の方の目標は、来週までに考えます。

 

少し、体調に乱れが出ていますので、休養をしたいのですが余計に忙しい毎日です。

 

そのうち、暇を見つけて持病の精密検査を受けたいと思っています。

 

 

目標達成で老け込まないように、新たな目標をしっかりと立てたいと思います。