麻布学院は、模試をかなり実施する塾です。

毎週土曜日には、数学単教科のテストを必ず行います。

 

新みやぎ模試は全ての回で全員参加。

育伸模試も、春・夏・冬と実施しています。

 

 

模試で上位層の点数を上げるのは当たり前の事。

 

最初から点数の高い生徒も入塾して来ます。

その生徒の点数で、塾の点数が高い低いは個人塾の目安になりません。

 

 

大手塾は、入塾する総生徒数が多く、実際の所、生徒数がどれだけいるか分かりません。

 

相当数いる生徒数の中で、上位層のみの合格実績を公表する塾が多い。

 

 

麻布学院本校は、最大生徒数3学年80名。

 

80名に達しないよう、枠を持たせて運営しています。

 

 

ですから、1人1人の成績が大切になって来ます。

 

入塾したばかりの生徒だろうが、分数・小数から始めた生徒であろうが同じ。

 

 

全ての生徒の点数を引き上げてこその麻布学院です。

 

そこが他塾と麻布学院の違い。

 

 

それを数字で表してみましょう。

 

昨日の育伸模試1月号。中1生の結果です。

 

 

490点台 4名

 

480点台 2名

 

470点台 2名

 

450点台 2名

 

440点台 2名

 

420点台 3名

 

410点台 2名

 

400点台 2名

 

390点台 3名

 

380点台 1名

 

 

このような成績になっています。

 

 

ここで思い出してみて下さい。

 

 

この生徒達の入塾時の点数です。

 

 

昨年実施した4月育伸模試中1生

 

470台 2名

 

460台 2名

 

440台 4名

 

430台 3名

 

420台 1名

 

410台 2名

 

400台 1名

 

390台 2名

 

360台 3名

 

330台 2名

 

320台 1名

 

280台 1名

 

上位の生徒から一番成績の低い生徒まで、きちんと引き上げているのが分かると思います。

 

 

 

模試の成績ですので、定期テストよりはかなり点数が下がります。

 

例えば、今回の1月号で380点台になった生徒は定期テストでは440点を超えています。

 

390点台だった生徒には校内4位の生徒が含まれています。

 

 

模試の点数を引き上げるという事は、非常に難しいのです。 

 

実力テストで上位になる事も同じです。

 

 

4月 336点→1月 421点

4月 323点→1月 397点

4月 359点→1月 421点

4月 404点→1月 446点

4月 449点→1月 487点

4月 448点→1月 483点

4月 441点→1月 472点

4月 430点→1月 476点

 

490点台の生徒4名については、4月時点で460点を超えていますので、参考には出来ません。

 

しかし460点台・470点台の生徒を490点台に持っていくのは一番難しい事です。

 

4月の時点から成績が下がった生徒は受験した23名中1名のみ。

 

 

麻布学院は、全体的に成績を引き上げ、生徒全員の成績で判断する塾です。

 

400点以下になった生徒4名をまずは430点に。

400点台~440点台の生徒を450点以上に。

 

 

麻布学院は、上位層だけで考える塾ではありません。

 

全体をいかに引き上げて行くか、常に両塾長が考えて毎日の指導を行う塾なんです。