麻布学院は、昨年度より小学生の募集を大々的に行いました。
今では小学生の生徒数が中学生を上回る勢いです。
宮城県の小学生塾といえば、習い事か中受験塾。
とても歪で、公立中学を前提に将来の仙台二高・仙台一高を目指せるような塾がありません。
どちらかと言えば、取り敢えず中受験をしてみようとか、点数が取れないので塾に通わないと。
そのような感覚で小学生から塾に通わせる保護者様が多いでしょう。
ですが、宮城県の中受験で考えると。
仙台二華の定員が105人。
仙台青陵中の定員が140名。
普通に取り敢えず受験してみようという感覚では合格は出来ません。
中受験塾に通う生徒の大半が、この受験では合格が難しい。
それと同時に、大きな問題もあります。
中受験塾が使用するテキストです。
麻布学院も、小学生テキストについては、難しいテキストも使用しますが、基礎が必要な生徒にはきちんと復習から優しめのテキストを使用します。
宮城野中受験塾が使用しているテキストは、宮城県で受験できる高校で言えば、将来、西大和学園を第一志望にしているのであれば必要です。
正直、それをやっていても学習量の点で、首都圏関西圏の生徒に勝てるかどうかというレベルです。
ですが、仙台二華・青陵中の適性検査に必要かと言われれば、公立レベルの問題ではありません。
圧倒的多数の生徒が、保護者様の取り敢えず受験でもという考え方で中受験組に入塾した場合、テキストの難易度について行けず、算数を嫌いになってしまいます。
保護者様は、何とか上位クラスにと子供と一緒に問題集を解いてみたりしますが、我々受験業界の人間でも、中受験用のテキストが一番教えるのは難しいのです。
何故ならば、中学生・高校生の知識を使えば簡単に解ける問題でも、それを使わずに教えなければならない制約があります。
麻布学院に大手受験塾から転塾してくる小学生の多くが、学校のテストでも90点80点という点数になり、算数に躓いてしまっている生徒が多く見られます。
2校合わせて245人の定員。
その状態で、合格できますか?
麻布学院は、将来の仙台二高・仙台一高を目指した小学生教育を行っています。
昨年の受験では
生徒25名中11名が仙台二高・仙台一高に合格。
確率は44%
仙台三高・宮城一高・仙台二華をを加えると20名。
確率は80%
仙台一高・仙台二高・仙台三高の合格は14名
56%
仙台高専をそれに加えると
84%
残念ながら不合格になってしまった生徒の進学先は
仙台育英東大選抜特待生合格 3名
東北学院 1名
宮城県の私立高校では最難関クラスの高校に進学しました。
4名中、男子2名は函館ラ・サールにも合格しています。
麻布学院の難関校合格確率は昨年100%に近いという事。
小学生から育てていたとすれば、仙台二高・仙台一高の確率が大きく跳ね上がると思います。
麻布学院の特徴は、高校入試の点数が高いという事。
加えて実力テスト・模擬テストでは無類に強いという事。
定期テスト対策はもちろん無料。
受験前の講習などもありません。
講習は夏期講習と冬期講習のみ。
何故ならば中学生は毎日授業。
講習の必要がありません。
保護者様が心配される事は毎日中学になってから通えるかどうか?
今年の中3生で、退塾した生徒は3名・中2生で2名・中1生で2名です。
退塾率は8.7%です。
約1割が退塾になってしまいますが、この確率は生徒数50名以上の塾であるならかなり低い確率になります。
きちんとした数字・結果・実績を上げているからです。
昨年からの小学生入塾ラッシュで、小学1年生~3年生も増えて来ました。
小さな将来の二高生・一高生です。
麻布学院は、確実に将来小学生からしか入塾できない塾になると思います。
取り敢えず中受験という考えで塾を選ぶのはやめて下さい。
245人の定員に遅れが出始めた生徒さんが合格できるでしょうか?
仙台二高・仙台一高の定員は640名です。
三高と宮城一高を入れれば1000名を超えます。
長いスパンで考えれば、合格確率は高くなる。
仙台二高・仙台一高・仙台三高合格確率56%
宮城トップ5校 合格確率80%
退塾率8.7%
91%の生徒は中学になってからも毎日授業で頑張っています。