今日は面談もなく、模試の結果などの数字をデータに落とし込んでいました。
仕事をしながら、YouTubeで曲を聴いていたのですが、
中島みゆき
「銀の龍の背に乗って」
が観覧履歴から流れてきてDr・コトーを思い出して泣けました。
コトーの気持ちは、個人塾を開業した人なら少なからず体験する気持ち。
特に大手企業や大手塾から転身した人間なら尚更です。
命と成績はイコールでは無いので、大きな違いはあります。
ですが、コトーが最初の頃、島の診療所の医師だというだけで信用されず、盲腸の手術でさえ信用して貰えず。
診察を拒否され。
大手術を成功させれば、悪いうわさが流れ。
子どもたちの信頼から大人も徐々にコトーに信頼を寄せていく。
個人塾も同じようなストーリーを持っているものです。
こちらがいくら詳しい説明をしても、大手塾や学校の先生の意見が優先され、データ的に合格確率が高いと示しても、学校の先生や大手塾の友人に合わせたり、保護者様の意見で全く話を聞いてもらえなかったり。
成績を上げた子が、オール5を取った途端に、大手塾の割引制度で抜けて行ったり。
成績を上げて、生徒がトップになれば、誹謗中傷されて。
コツコツと数字と結果を積み上げても積み上げても、数年間は信用して貰えませんでした。
今では、麻布学院も知られるようになっては来ましたが、当時の事を忘れないように、定期的にDr・コトーは見るようにしています。
私はコトーの様な路線からは外れてしまいましたが、個人塾でもすごい結果は出せるという姿を15年間見せてきたとは思っています。
まさに今は保護者様面談の最中。
昔のように、意見すら聞いてもらえない事はなくなりました。
その分、信頼を裏切らないように数字と結果を実績に結び付けないといけない。
今日は家に帰って、コトーの第1話と第2話を見たいと思います。
初心に帰るのに、定期的に見ていましたが、ここ数ヶ月は忙しく見る時間もありませんでした。
志木那島診療所に思いを馳せます。