本日から夏期講習です。
まずは中3生の授業で、気合いを入れるところからスタート。
 

基本事項だけを確認して、上位層との努力差を浮き彫りにしました。
本当に簡単な事しか質問はしませんでしたが、紙に書いてある問題を解くのと、聞かれた事について答えを出す事は全く違います。

 

頭の中に、勉強をした内容の教科書なりノートなり、頭の中に浮かばなければ、白地図1枚で全ての事項に答える事は難しい。

 

正直、後ろの方の生徒は、問題が何を言っているかも理解できなかったはず。

 

そこが前の生徒との違いです。

前の方の生徒は、slackの自学を見ていても、外した個所をノートにまとめていたり、解きなおしていたり、きちんとした学習の痕跡を残しています。

 

後ろの方の生徒は、問題を解くのが好きなだけで、外した答えを赤く書くだけ。

その前後や関連する出来事まで覚えようとはしません。

 

大きな差がつくのは当たり前です。

まずは初日、覚えておかなければならない知識を全て言いました。

 

理解できなければ、きちんとも前の方の生徒にお願いして、まとめた物をコピーさせてもらうなり、明日私に聞くなりすれば良いのです。

 

誰もが受験に際して親切であると思い込んではいけません。

努力してまとめた物はきちんとお願いをしてコピーさせて貰うように。

 

私に怒られることを覚悟で、基本事項の確認を聞きに来ても良いです。

 

どっちみち、明日からはボードに書いて授業を入れます。

憶えるとはどういう事かを今日は知れば良い。

 

 

高1生には、少し強めに話をしました。

中学時代、下に見ていた生徒に、大きく引き離されている二高生・一高生を見ていると、いつまでも子供すぎると感じていました。

 

自分たちの力で出来るのか、定期テストまでは待ちましたが、好き勝手にやっていた生徒の成績は正直酷い物です。

 

高校生の勉強と中学生の勉強をはき違えていたらこうなります。

 

そもそも自分たちでやれるのであれば、予備校も必要ありません。

出来ないからこそ今の結果があります。

 

それを1か月・2ヶ月反省して、高校入試よりも少ない勉強量で、結果がすぐ出ると思い込むことが傲慢です。

自分の努力に傲慢な生徒達では無かったので、残念でなりません。

 

いつまでも私に引っ張り上げて貰うのではいけません。

出来ない生徒達では無いので、傲慢さが無くなれば、また努力できるようになると思います。

 

彼らにはかなりの投資をして来ました。

この夏も同じです。

 

ですが、過去の自分に傲慢な姿を見ると、これ以上の投資は必要ないと思わざるを得ません。

努力出来て結果の出ている生徒に絞って投資をしていけば良いだけです。

 

その部分を話しました。

 

まずはこの夏に努力をしてみる事です。

努力に傲慢になり、勘違いをしている生徒が多い気がします。

 

この夏で結果が出ない場合、私が全て管理しながら、まずは出来ている生徒を中心にするしかなくなります。

それは当たり前の事。

 

中学からいるいない、小学生からいるいないは関係が全くない。

大学受験は高校受験よりも選択肢が多い分、上位層はシビアな戦いです。

 

まずは夏にやってみる事です。

やらない者に対して、これ以上の投資は必要ありません。

 

やっている姿を見て、それでも結果が出ない場合は、私も次の投資を考えます。

予備校は生徒の未来への投資だと思ってやっています。

 

河井塾長を呼んできた事も、来年、草下塾長のテキストを導入させて貰う事も。

 

私が中心になり引っ張っていくのであれば、今までの麻布学院で十分。

努力をしても結果が出ない場合は、私が管理を徹底します。

 

それではいけないのですが・・・・

 

 

高1生も努力が出来ない生徒達ではありませんので、努力を始める人間は始めると思います。

今日の話で十分。

 

夏は塾を早くから開けるようにしますので、きちんと学習しましょう。

河井塾長もかなりの無料講習を入れて下さいました。

 

やって貰うばかりでは申し訳ない。

頑張りましょう。

この夏まではギリギリ時間はある。

 

夏期講習は、気合いを入れる事からスタート。

ここからが受験本番・高校生活本番です。

 

麻布学院。

昔から、生徒を無理に残す事を前提に授業をやっていません。

 

高校1年生については、自分たちでやれるという態度をしていたのでやらせてみました。

結果は自分たちが一番わかると思います。

 

生徒と話をしてくれとずっと言われていましたが、ここまで何も言わずに来ました。

一度怒った後、やっている生徒はきちんと結果を出してきましたので。

 

夏のスタートにあたって、はっきりと生徒たちに伝えました。

夏は頑張る生徒にのみ頑張れば良い。

 

その手助けはしますが、秋以降、それ以上の事をやらない生徒たちにする事はありません。

大学受験は別に義務でもありませんし、高校そのものが義務教育ではありませんので、勉強をしたくないのであれば、高校に行かなければ良かっただけ。

 

まして自分たちで仙台一高・仙台二高・仙台三高に行きたいと言って行ったのだから、そこで生きていくためにやるべき事はやる方が良いと思います。

 

冷たい言い方ですが、高校生は大人です。

今更コロナは言い訳にもならない。

 

どっちみち努力しない生徒はコロナがあろうが無かろうが、同じ結果だったと思います。

 

努力をして上がらないのであれば、私がいろいろと考えて組み立てます。

今はそれ以前ですので、何も言いたくありません。

 

まずは努力してみようか?

そこからです。