ろ現在、首都圏。
特に東京都の新型コロナウィルス感染者数が急増しています。

宮城県では、今日現在6名の感染者数。
1名はクルーズ船の乗客の方で、すでに回復。

残り2名は、七ヶ浜町、大崎市。
仙台市は3名が同じ飲食店で同行し感染。

現在の感染者数は仙台市で3名。
100万人都市の仙台市。

他の都道府県の大都市と比較すれば、感染者を抑えていると言えるでしょう。
飲食店関連で、どこまで感染者が広がるか、注視する必要はあります。


仙台市の公立中学校は、仙台市長の発表で4月8日より授業再開となります。

麻布学院は、感染者がまだ出ていない時期から、各教室の換気扇をフル稼働し、マスクを生徒に配布したり、除菌殺菌の徹底をしてまいりました。

この三日間は、月末休を入れて、自学も一切無しとして、首都圏・宮城県の感染状況を注視しました。

また、他塾、特に大手塾の方針を鑑みるに、公立中学校再開の目処が立った事により、通常授業となるようです。
麻布学院より、数倍の生徒数を抱える大手塾経営者様の決断にいたる葛藤を思えば、日頃しのぎをけずる麻布学院塾長の私も、お気持ちをお察しいたします。

塾を開けば、感染リスクはある。
塾を休業すれば、生徒各位の学力低下を保護者様や生徒が心配する。
オンラインに切り替えれば、ネット環境により不公平が生まれたり、オンラインの学習効果に保護者様は不安をおぼえます。
特に小学生教育においては、オンラインの対策は難しい。
麻布学院も、slack・ZOOMなど、オンラインの準備を完璧に整え、先んじて麻布予備校ではslackが実用化され、高評価を頂いております。
しかしながら、麻布学院は3月中は休業せず、毎日生徒の学力向上を徹底して来ました。

4月、新年度の方針として。
ハンドソープ、殺菌除菌の徹底。
そのために、数カ月分のハンドソープ、除菌殺菌スプレーの貯蔵。
換気扇、空気清浄機のフル稼働。
使い捨て、医療用手袋や使い捨て業務用布巾を大量に用意して、机やドアノブなどの除菌殺菌を徹底。
非接触体温計による体温測定。
咳をする生徒には、マスクを配布し帰宅を指示し、自宅待機をお願いする。

また、朝・晩の検温と、塾入室前に手洗いを徹底して貰うなど、生徒・保護者様にも最低限のご協力をお願いするつもりです。

長期で欠席となる生徒が出た場合は、slackで添削授業を出来るように、1年分のテキストを麻布学院本校では配布完了しています。
新規に入塾した生徒につきましては、随時配布いたしますのでご安心下さい。
ZOOMによる環境の整備も、塾にある10台のPCへ導入済みです。

もしもの場合を考えて、4月にはオンラインへの切り替えも想定し準備は完了しました。

宮城県の感染者の推移、学校の再開予定などを考えて、麻布学院は4月も通常授業を行います。

生徒・保護者様各位にお願い。
朝・晩の検温と、塾入室前に手洗いを徹底して下さい。
また、咳や発熱などの症状が見られたり、近親者に感染者や感染者との濃厚接触があった場合は、自宅待機し、経過観察をお願いします。

感染者を出すことなく、生徒全員の学力向上を目指すためにも、ご協力お願いします。

この3日間の月末休は、ドラッグストアやホームセンターを毎日訪れて、数カ月分の使い捨て布巾、使い捨て医療用手袋、滅菌除菌スプレー、薬用ハンドソープ、薬用石鹸などの、コロナ対策用品を十二分に揃え備蓄しました。
マスクなどは、アマゾンにて発注済み。
現在備蓄している物と合わせて、常に切れ目なく提供出来るように尽力します。

先月お話いたしました、約15分で検査が可能になる検査機器も各都道府県に、4月配備されるようです。

日本の富士フイルム社やアメリカの製薬会社も、抗ウィルス薬の開発と増産に着手し、各企業がマスクの増産も急ピッチで進めています。人工呼吸器や人工心肺の増産も急ピッチで進み、各都道府県、病床を最大限増やすことに尽力しています。

宮城県は、あの未曾有の東日本大震災を乗り越えた県民の方々。 
雪の降る寒い中、停電は続き、スーパーやコンビニには食料品はなく、水道・電気・ガスの復旧まで耐えに耐えた記憶が皆様残っていると思います。

当時、楽天イーグルスの嶋基宏選手会長の言葉。
「見せましょう。東北の底力を」
あの言葉に涙し、シーズン最初の西武ライオンズ戦で、嶋基宏選手がレフトスタンドにホームランを叩き込んだ時に、やはり涙が止まらない経験をしました。

宮城県民、東北全ての県民、特に福島県民は、強く必死にあの天災を乗り越えた人々です。
そして日本全体が、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震を乗り越えた強い国民です。

今回の新型コロナウイルスも、必ずや乗り越える事でしょう。
致死率が新型コロナウイルスよりも高い、SaaS、MARSなどの流行も、日本は高い医療技術で死者数を世界的に低く抑え、各国にその高い医療水準を見せました。

幼い頃より、平時にあっても手洗いやうがいを教育され、それが行き渡る国民性です。
外国で日本人の手洗いの習慣は、驚きを与えています。

この新型コロナウイルスも、日本は必ずや乗り越えると私は信じて疑いません。

麻布学院は、あの震災当日でさえ、生徒が集まろうとしていた塾。
電気が通ってすぐに再開した塾。

生徒も我々も、成績向上に貪欲です。
備えは徹底する。
震災前と震災後の麻布学院の変わりようを見てください。
多額の費用を負担し、全面耐震リフォームを大家さんの援助もあり、すぐに実行しました。

今回も、マスクを切らした事はありません。
非接触体温計や血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターも設置しておりました。
slackでの添削指導を導入するタイミングは、日本でも学習塾では早い実用化に成功した塾です。

麻布学院は、あの東日本大震災を忘れず、常に備えをして来た塾です。

全ての教室に、換気扇が設置してある塾です。

学校が再開されれば、他の人間と接触する事は、避けられません。
感染リスクは上がります。
麻布学院は、いかなる場合も想定し、オンラインを実用化し準備し、テキストを1年分配布し、コロナウイルス対策の品々は大量に備蓄済み。

換気扇まで全教室に設置済み。
常にフル稼働で換気を徹底しています。

最大限コロナウイルス対策をし、最大限リスクを抑えて、オンラインの準備もしてあります。
個人塾で、ここまでの準備をして来た塾は珍しいと思います。

大手塾、個人塾問わず、宮城県全体の塾生の皆様の健康を麻布学院は願わずにいられません。
今は敵も味方もなく、この困難を乗り越える同志として、麻布学院もコロナウイルス対策を最大限実施する事を誓います。

生徒各位・保護者様各位。
ご安心下さい。予防の徹底ともしものオンライン対策は完璧にしてあります。
安心して成績の向上を考え、4月も全員元気で乗り越えましょう。

麻布学院は、15年間。
口にした事は全て現実の物としてきました。
ですから、ご安心下さい。

麻布学院は大言は吐きません。
全て現実にする塾です。

ご安心下さい。

4月からもよろしくお願いします。