中1生、中2生の模試の点数を生徒に公表する時、もう1人の塾長が倒れた。

気絶してしまった。

 

多分、責任を感じていたのだろう。

 

中1生の学年から小学生を募集し、大量に任せてしまった。

今年の中1生の成績に責任を強く感じていたのだろう。

 

全員入塾は、小学生を募集する以上、もうおしまいにする。

 

私の理想と生徒の現実が違うことを中1生から学んだ。

 

全員持ち上がりは出来ないし、自分達の責任も感じずヘラヘラしていた生徒には退塾を勧告する。

今日模試を受験していない生徒でも、日頃、自習にも来ず、授業時間に合わせたように来る成績の低い生徒。

 

普段出さない宿題を、遅れが出すぎているから出してもらって、何週間も放置する生徒。

 

全員に退塾を勧告する。

 

麻布学院塾長として、同僚が感じてしまった重い重圧を、取り除いてあげるのが役目。

 

麻布学院。

利益は追求せず、両塾長休みも無く、塾屋として誇り高く生きてきた。

 

今日ほど、私自身を情けなく感じたことは無い。

急ぎすぎた。

 

世の中、お金だけで動く人間ばかりじゃないことを、生徒も学べばよい。

 

完全に私の責任。

頭を打つなど外傷がなくて良かった。

 

一瞬、死んでしまったかと思った。

 

介抱してくれたのは中3生。

責任を感じて自習していた中2生。

 

そそくさとヘラヘラ帰る中1

 

全員解散を宣言したい。

この学年、5人~10人でやり直したい。

 

成績が高い低いではなく、やる気の問題。

やる気がある生徒だけ残して、退塾を勧告しよう。

 

明日から実施する。

麻布学院塾長としての判断。

 

小6生の全員持ち上がりも勿論認めない。

成績ではなく、小学生からわずかな宿題を毎回持ってこない生徒は持ち上がりさせない。

 

中1生・小6生から塾のやり方を変えます。

 

我々2名は、利益なんて考えず、毎日休み無く働いて、塾屋の誇りだけが原動力。

損をしているとか、他塾が羨ましいとか思ったことが無かったけれど、今日の中1生を見て間違いに気付いた。

 

普段から心労をかけている、小学生から来ている生徒には全員、退塾を勧告します。