保護者は何を期待して、子供を塾に入れるのでしょうか?

うちは、きちんと教育にお金をかけていますよという見栄でしょうか?

それとも、自分が勉強について、考えずにいられる楽さを求めてでしょうか?

周りの子供達が、塾に行っているから反動で行かせるのでしょうか?


違うはずです。

我が子に、上位校を目指してもらいたい保護者にとっては、将来のため。
そして、周囲の子供達に、自分の子供が負けて欲しくないから。

勝たせてあげたい。

勝って欲しい。

そして、将来トップ校に行って欲しいからではないですか?

今の塾に、惰性で行かせていませんか?
自分のお子さんに、もどかしい気持ちはありませんか?

自分の思いが誰にも伝わらず、悔しい気持ちはありませんか?

あきらめることは出来ますか?

私は、塾の生徒達にとって、親ではありません。
ですが、生徒が負ければ悔しいです。
勝たせてあげたいと心から思います。

私は、親でもないのに、悔しい。
だから、生徒に最高の環境を用意したい。

自分の利益を減らしてでも、生徒を引き上げたいんです。

その結果が





保護者ならば、もっともっと、私よりも勝たせたいと思うはす。

もっともっと悔しいはず。

我が子を思って何が悪いのか。
成績が上がらないならば、塾にとことん話をするべきです。

私もこの前、保護者から連絡があり、夜の21時から24時半まで、とことん保護者様と話をしました。

途中、怒鳴りあいに近いぐらい、とことん。

それが普通です。
子供がどう思われるかなどと、全く気にする必要はありません。

そこまで、保護者が悩むほど、成績を落とし放置している塾長や教室長は、辞められてしまうのが一番怖いはす。

だからガンガン言って良いんです。

成績が上がらないのに、個別にしましょうなどと、かえって高い料金と、少ない時間にしようとするのは言語道断。

ただの逃げです。


個別指導にも色々ありますが、麻布学院。

中2生の公立高校受験コースは2名でやっていますよ。
しかも毎日授業。料金は変わらず。

1年生も3クラスです。
公立高校受験コースを2つに分けて、5人ずつで毎日授業です。

だって、生徒の成績が上がらなければ、悔しいじゃないですか。

塾の責任じゃないですか。
中3生の模試も、中2生の模試も全員がナンバースクール合格判定が出ています。

だからといって、大人数クラスに編成はしませんよ。

せっかく結果が出ていて、利益のためだけに、クラスを変えて、生徒の成績が落ちたら悔しいじゃないですか。


生徒達は麻布学院を楽しいと言ってくれるようです。
保護者面談で良く言われます。

ですが、麻布学院の楽しいは、友達とおしゃべり出来て楽しいではありません。

そんな事をしようものなら、両塾長に思い切り怒られます。


ですが、子供が楽しいという塾には、授業中煩くて勉強にならない塾もあります。

成績の良い生徒が集団で辞める、1人1人抜けていく。

そのような塾は煩くて勉強にならない。

だから、成績を上げたい、子供を勝たせたい保護者が動いたんです。

だから辞めて行ったんです。

正に泥船から子供を救ったんです。
子供が、友達がいて楽しいから辞めたくないと言っても、保護者は我が子に勝って欲しい、成績を上げて欲しい。

そう思うから、子供に反抗されても辞めさせたんです。


上位校を目指してなくとも、保護者は少しでも成績を上げたいから、塾に我が子を入れたはずなんです。

それなのに、成績は上がらない。
だけど子供は塾を楽しいと言う。
数ヶ月たっても変化が無い。

それならば、きちんと塾に話をしましょう。

楽しいだけなら、毎日カーニバル状態にすれば楽しいでしょう。

ですが、保護者はカーニバルに我が子を参加させたのでしょうか?

成績が上がらないのに楽しい。

一番不味い状態だと思いませんか?

少しでも成績を上げたい。頑張らせたい。
頑張る我が子が見たい。

そんな気持ちで、送り出した塾。
パンフレットや塾長は、良い事を最初に書いたり、言ったりしたじゃないですか。

塾側は、自分達の責任は取らず、オプションや個別に回されたら悔しくありませんか?
最初は、他塾より安く成績を上げると約束したじゃないですか。

なぜ、中1生・中2生の上位クラス以外は模試が無いのでしょう。
おかしくありませんか?

模試は1つで安心ですか?

塾が作っている、推定人数という訳のわからない、他塾生が絶対に受験しない、宮城県の受験には出そうもない、難問ばかりを並べる模試1つで安心ですか?

毎年の上位校合格者の何人を、講師や教室長は言えるのでしょうか?

では、宣伝文句にならない高校に合格した生徒達を、教室長は全て覚えているのでしょうか。

塾長が、生徒を把握していない。

理解できますか?
自分の子供を塾長や教室長が把握していない。

どうやって保護者面談をしているのか。



保護者は我が子に、こうあって欲しい。
こう導かなければならない。
勝って欲しい。合格して欲しい。
せめて、努力する姿が見たい。

そんな気持ちだったはずです。

とことん、教室長や塾長と話をすべきです。


麻布学院に、そのような生徒がいるならば、私は2時間でも、3時間でもお互いが納得するまで話します。

ずっと16年間、そうやって来ました。

突然辞めてしまうよりも、塾とすれば有難い事ですよ。


とことん、話し合いをして、責任の取り方を知らない、お子さんを把握していない。

そんな塾ならば、子供が楽しい、友達がいると泣いても騒いでも辞めさせるべきです。

その友達もお子さんも、成績が上がらないのに楽しい。

絶対に、塾や保護者が言わせてはならない言葉を、言ってしまったのだから。

そう言わせているのは、ダメな塾側です。
成績ではなく、楽しいを提供し、勉強から目を逸らさせている塾が悪いんです。


成績が上がらないお子さんをお持ちの方。

お子さんに聞いてみて下さい。
塾長や教室長に、どれだけ叱咤されたかを。

全く無いと答えたら言語道断。

すぐに塾へご連絡を。話し合いの時ですよ。

9月になれば、私立受験まで4ヶ月。
焦りませんか?

受験まで4ヶ月です。

塾はなんと答えるでしょう?

まだ半年あると答えたならば、その塾は辞めるべきだと私は思います。


休み中、色々な保護者、塾、受験生のブログを見て、私は今日のブログ2つを書きました。

当たり前のことを。

当たり前に。