麻布学院。
7月模試の塾内採点が451.3点。
定期テスト並みの平均点です。
麻布学院は、定期テストも模試も実力テストも、大体同じという生徒が多いです。
良い部分も悪い部分もありますね。
模試430点は、仙台一高のランクが出る点数ですが、定期テストの430点になると、近隣中では50位以下。
450点だとしても、20位以下になる場合が多いんです。
理想の状態ではあるのですが、評定を考えれば、模試と定期ならば、定期が上になって当たり前です。
問題のレベルも範囲も違います。
受験問題に慣れている、麻布学院の生徒にとって、新みやぎ模試は簡単。
特に、数学は毎週土曜日に、様々な模試をやっていますが、100点の生徒が沢山います。
7月模試でも自己採点で100点は9人。
毎年の事です。
圧倒的学習量を生徒はこなしていますから。
新みやぎ模試の7月県内平均点が268点だったので、プラス183.3点。
数学に至っては、県内平均点が39点。
麻布学院の生徒の平均点が91.5点。
プラス52.5点。
実施日に、簡単な問題で100点を獲れないのはダメだと話をしたのに、この平均点。
私も解いてみましたが、受験問題を毎日、1県ずつやっている麻布学院の生徒にとっては、簡単だったと思います。
ですが、7月はまだ、大手塾の生徒が上がりきっていない時期です。
定期テスト・中総体で、学力が落ちている時期でもあります。
模試は後半、大手塾の生徒が昇りきってから勝負です。受験間際の模試は、かなりの人数が県内で受験しますから。
今はまだ、麻布学院の生徒がリードしているだけです。
油断は私も生徒も全くしていません。
夏休みが終わった後で、上がった学力を冬休みに入る時期まで、どれだけ持続出来るかが勝負です。
大手塾の上位層は、そうそう引き離されてばかりいてくれません。
勝負はまだまだ。
油断せず、夏期講習で学力をもっとアップしましょう。