400点を切った4人の指導データを確認。
切る要素があったのに、まさかという油断がありました。
男子二人は集中力がなく、周囲と自習時間に話をしてしまう癖があります。
散々注意はしたのですが、女子に挟まれるのは可哀想だと、自習の席を男子と隔離したりはせず、自分の席でやらせてしまいました。
周囲を女子で囲んだならば、この二人は400点を超えていた可能性が高いです。
今後は、早く自習に来たりする場合には座席を指定して男子と離す必要があります。
夏期講習ではそのように配置しますが、女子は女子で固めたくない。
麻布学院の自習時間は静かで有名だったのですが、この男子二人が自習時間にうるさいと高校生から注意されていたのに。
今日は二人に個別で注意をしました。
今後は座席も考えなきゃなりません。
もう1人、女子で400点を切ってしまった生徒は体力がなく、部活が厳しいなった時期から授業中に居眠りをしてしまう状態でした。
身長も小さく、細い生徒なので無理はさせたくないと、こちらが遠慮気味に接したのが間違いでした。
休むこともなく、自習もしているので今後は居眠りを強く注意します。
夏期講習で鍛えて勉強の体力をつけてあげましょう。
もう1人は英語、数学、国語は全て92点。
残り2教科でやってしまいました。
しかし、入塾が遅く単語や計算から始めた生徒なので、順調と言えば順調。
ただ後2点足りないのがこの生徒の甘さ。
それもわかっていてあまり怒らずに来ました。
日頃の生活や態度、勉強具合、指導内容を全て加味すればデータ的に危ない予兆があったのに、400点は行くだろうという私の妥協がこの結果です。
全員公立高校受験コースの生徒ですが、志望校を上げたいと言っている生徒が多いので、夏期講習は本気で成績を引き上げる指導データを作成します。
まずは生活面から。
私語禁止、居眠り禁止、自宅学習を管理して成績が上がるまでは、この4人にだけ課題を与えます。
あまり宿題は好きじゃないのですが。
麻布学院は生徒達が好きなようにその日、自宅でやる分の課題を決めて自主的にやれる生徒の集まりです。
しかし、400点を切るようならば、やはり管理は必要です。
明日、もう1人の塾長に考えたプランを提示してどう進めるか相談します。
この時間まで落ち込んでしまいましたが、7割の生徒は450点を超えそうです。
450点を切った生徒には1人1人話をして、生活と態度、勉強の仕方など根本的な事からじっくり話をしないしたいと思います。
7割の生徒は、褒めるのが苦手な私ですが褒めてあげたいと思います。
入塾試験を全くやらず、来てくれた生徒で入塾を希望されたら余程のことがない限り入塾を認める塾です。
7割を450点以上。
2割を400~449点の間。
1割が360点~398点の間。
本来ならば喜ぶべき成績かもしれませんが、麻布学院は違います。
普通の生徒を仙台一高・二高に。
分数からやり直した生徒をナンバースクールに。
学習障害があっても、仙台工業や宮城農業、宮城広瀬に。
常に不可能を可能にしてきた塾です。
人数が増えて妥協したら本末転倒。
大手のように何百人も成績が良い子が集まる塾ではありません。
来てくれた1人1人をオーダーメイドの指導データ作成で成績を上げる塾です。
究極の個別指導データ管理塾が麻布学院です。
私は妥協は許されません。
明日から立て直します。
夏期講習までに準備万端で。