今の麻布学院があるのはね。
過去の自分やもう1人の塾長、講師たち、生徒、保護者、業者さんなど全ての人達の努力と協力の贈り物なんですよね😃😊

あの頃は独立してすぐに大企業と独立をめぐって裁判。
大企業の弁護団相手に、仙台の法律事務所の先生が頑張ってくれました。
結果は痛み分けでしたが勝ったも同然さ。

でも借金もしたし、そんな中で塾をやり続け、講師や生徒が本当に頑張ってくれた。
保護者も本当に協力してくださいました。

我々ふたりは、GWも夏休みも休まず、毎日塾にいて自習の生徒をみたり授業に毎日入り続けていました。

今の麻布学院は自分を含めた過去に関わってくれた全ての人達からの贈り物。

あれから16年目。
そんな人達に恩を返す代わりに、今いる生徒や未来に受け持つ生徒達の成績を上げる事に全力を尽くします。

私はまさにマズローの幸せの五段階欲求を満たした人間かもしれません。

生理的第一段階は生まれたままの欲求。
食うこと、寝ること。
これは普通に出来ました。
体が弱いという不安要素は残りました。

次の安全への欲求第2段階も、大学を出て大企業に就職し将来の安定を得た時に叶いました。
ただやはり体が弱いという不安要素はありましたが。

社会的欲求の第3段階も当時は婚約者がおり、職場でも20代で役職を貰い満たされました。
しかしここで体調に異変をきたして人生が大きく変化しました。
普通ならば、また安全欲求に戻るのでしょうが紆余曲折を経ました。

承認の欲求は独立し、麻布学院を開校して5年間で満たされました。
生徒も増えて合格者もたくさんだし、感謝して貰える人がたくさん増えました。

自己実現欲求は今がそれに当たります。
全ての開校時に描いた目標は達成し、今は広く麻布学院を解放し、更なる高見をめざす事が目標となりました。
やりたい事をやりたいままに出来るだけの数字と結果を残し、実績は積み上がりました。
これが最終段階です。

さらにマズローは、この上の段階があると言っています。
他人の幸せのために社会貢献などに寄与する生き方。
麻布学院も私も、この段階に少しだけ入って来た気がします。

私の場合、予期せぬ事に、体が弱いという欠点が幸福段階の最終段階まで導きてくれる結果になりました。

ただそれは当時の自分が場面場面で必死だった事と周囲の人々に恵まれサポートして貰えたおかけです。

自己実現欲求まで来ると、出来る範囲で自分が思うように行動可能です。
本当に幸せなこと。

これからは現在の生徒達、未来の生徒達の成績向上のため出費を惜しまず、寄与する生き方をしたいと思っています😊😃

大学時代にマズロー研究したなぁ。
自己実現論。
ピアジェの発生的認識論も。
インサイダー・アウトサイダー理論を経済だけではなく、人間行動心理に結びつけて全ての集団に置き換える研究とか。
哲学も宗教哲学から合理論経験論、カント、ニーチェ、プラトン。フロイト、フロム。
読みあさりました。

きちんと自分を分析できているのも大学時代にきちんと学んだおかけです。

昔、真剣に取り組んだ事は必ず無駄だと思っても未来の血肉になるものです。

哲学的な質問と会話を授業に取り入れています。ディベートも入れたりします。
そういう授業は生徒が楽しんでくれますね😊

受験生にはする余裕がないけれど、今日は中1生とそんな授業をしました。
楽しかったです😃

さて寝よう。