仙台一高は、まったく差し障りのない特色選抜にしてくれたおかげで、特色選抜は全く期待できなくなりました。

ただ、共通選抜が今までの後期選抜と同じなのは救いかな。

今まで評定3点台の生徒が逆転で合格してきたのは当たり前に後期選抜。
ただ、仙台三高のように傾斜配点があれば、相関表がないので逆転しやすい。
相関表がない分、点数7・評定3の比率もなくなるので単純な足し算。
傾斜があれば点数が1.5倍や2.0倍になっていたり、全ての評定が2倍される学校なんかは特色選抜に期待が出来る。

ただね。仙台一高は採点基準が厳しすぎる。
部分点入ってますか?って聴きたいぐらい合格する点数が低くくなる。 
そうなるとね、全く特色選抜には期待が出来ないですよ。
オール5は195点。
3.9の生徒が154点。
最初から41点差。
一高の採点基準じゃむりです。

ただ、今までの前期選抜が消えてないと考えれば良いだけですが・・
それに特色選抜はたったの10%です。

でもなぁ。三高の傾斜配点は魅力だなぁ。
一高の採点基準が全くわからない。

一高二高の特色選抜に合格するような生徒は生徒会なんかをやってる評定が高い生徒になりますね。
受験で30点、40点を逆転するのは余程の人間です。
点数7・評定3の比率があるならば可能だけれども。
三高の倍率がまたはねあがりそうだ。
それも心配で三高路線も難しい。

うーん。
色々シミュレーションしているのですが、データ的には有利です。
前期選抜は3教科で評定をそのまま比率なしに足し算して、基準がわからないみんな並ぶ小論文があっただけ。

それが点数7・評定3の比率でしかも5教科勝負で90%が決まる。
相関表は、今まで麻布学院の3点台の生徒が後期選抜で合格してきたのを考えたらあまり気にならない。
ただ、特色選抜の10%は評定が高く生徒会などをやっていたり、東北大会に行ったりした生徒が有利な気がします。
一高は第2段階で部活成績も重視している気がするので。
しかも定員32名の200%で選ぶと言う事は、本来落ちているはずの32名も対象になると言うこと。

そこを点数重視で来るとして、あの採点だからなぁ。
難しい。
うちにとっては大歓迎な受験制度ですが、特色だけ考えたら三高の方がうちの生徒むき。

しばらく確率の計算を細かく出さないと。
塾関係者は多分、進路指導に迷います。