小出監督の指導法。
才能を開花できずに実績に乏しい選手を二人三脚で鍛え世界に送り出す。
厳しい練習内容であきらかにオーバーペースでも、褒めることで選手は限界を超える。
ネガティブな言葉には真剣に怒り、ポジティブな言葉で埋め尽くす。
私も参考にさせてもらいました。
私は褒めることが苦手です。
だから、当該生徒がいない場所では褒めることが出来ても、本人には言えない。
受験が終わって始めて褒められる生徒もいるくらい。
でも、小出監督と同じ部分は1つあります。
生徒と常に一緒に頑張る姿だけは見せています。
このブログもそう。
夜中に更新する理由は、俺も仕事一緒に頑張ってるぞと生徒に伝えるため。
起きる時間も必ず生徒と同じ時間には起きています。
それは見習って自分でも出来ること。
一緒に頑張ることは出来ます。
褒めることは、きちんともう1人の塾長が影で伝えてくれているらしい
たまに生徒に生暖かい目で見られることがある
←こんな目で。キラキラと。
その生徒は大抵前日に、もう1人の塾長に褒め言葉を言った生徒ばかり
←こんな目で見られるのが苦手。
褒めて伸ばす。
限界を超えたことをさせながら、笑顔で褒める
二人三脚で指導するなら女子には効果的です。
男子だとファイトー一発~~的な指導が有効的。
私は男子向き。
男子の成績は奇跡的な上げ方をしますよ
女子はなぁ。小出監督の指導法だと塾が分裂しちゃうかも。
集団の女子には公平性が必要だから。
私が家庭教師をやっていたら小出監督の指導法を学ぶと思います。
でも1つだけ学ばせて頂いた事。
中1生で入塾してきた普通の生徒に
「天才だ。県内1位を獲れるよ」「君のタイプは校内1位になれるよ」
この言葉をかけた生徒は今まで全て県内1位、校内1位になっています。
小出監督から学んだ、能力の高い生徒ではなく、勝気で考えが個性的な生徒を私は選びます。
昨年は県内1位5人。校内1位4人。
小出監督から学ばせて頂いた方法。
それを実現させるために細かい指導法をデータでまとめて学力を上げる。
言った事が現実になれば、生徒たちは私を魔法使いのように見ます。
小出監督は選手にとって魔法使いのように人生を変えてくれた恩人なのでしょう。
私のような人間が真似できる指導法ではありませんが、私も目指した指導法です。
尊敬する指導者のお1人が亡くなり、何か時代の変わり目を突きつけられた気持ちです。
我々の業界にも少なからず影響を与えてくださった小出監督。
ご冥福を心よりお祈りします。