今日は中2生の新みやぎ模試をやりました。
うちの中2生のトップは県内1位を何度も獲ってます。
自信もあったと思うんだ・・・・
うちの塾は席順が点数順。
その子は2列目になっちゃった。
小学生から見てきたし、うちの塾は毎日授業だから自分の子供みたいなもの。
愛情もあるし、私自身もショックな部分あるし。
でもね。人間って必ず負ける日があるんだよ。
勝ち続ける人間なんていないんだよ。
今日の模試の結果で泣いてた生徒が沢山いる中で、俺にとってはみんな子供みたいなものなんだよ。
女王が努力して自分に勝った人間を祝福してあげなきゃ。
悔しくてもそうしてあげなきゃ。
勝った生徒が申し訳なくて泣くなんて、前列の人間全員駄目だよ・・・
人間はみんな変わりたいって思うもんだよ。
だからうちみたいな塾に来てるんだ。
全員同じなんだよ。
努力で負けたんだ。
泣いてた生徒全員そうなんだよ。
だから慰めてあげられなかったね・・・・
ごめんね。
俺も人生で悔しい負け方したよ。
俺なんて負けだらけだ。
じゃあ負けた人間はどうすればいいの?
そこで終わりなの?
違うんだよ。負けても負けても挑み続けることでしか勝てないんだよ。
大人になると挑むことすら許されなくなる事もある。
我慢で身体が弾けてバラバラになるぐらい悔しいこともある。
それはね。俺が挑み続けることを辞めた時から蓄積してしまった汚れ。
自分の才能や立場、生い立ちを言い訳にしてその場で下を向いて立ち止まってしまったからなんだよ。
君たちはまだまだ時間がある。
下を向く必要は無い。
泣くことは良いと思うんだ。
うん。悪いことじゃない。
良いと思うんだよ。
心が負けに麻痺していない証拠だから。
大人になると心が麻痺してしまうんだよ。
変わりたいのに麻痺してしまって動けなくなるんだよ。
そうすると泣けない。
泣いたとしても自分が悲しいとか可愛そうとか、上を向いた涙が出なくなる。
出せなくなるんだよ。
悲しいけど俺もそういう大人の1人。
正直に生きてきたつもりだし、努力も人並みにはして来たと思うんだ。
でもね。大人はいつか負けを受け入れることが必要になる。
勝ち続ける大人はいないんだよ。
挑むことすら許されない日が来るんだ。
でも君たちは違うんだ。
みんなが挑むことを応援してくれる幸せな時間の主人公たちなんだ。
俺も応援してる1人にしかすぎないの。
お母さん。お父さん。兄弟。学校の先生。友人。
誰も君たちが挑むことをとめたりしない。
幸せな時間の中にいるんだよ。
慰めてあげられなかったけれど、厳しく接してきたけれど、本当のことを言えば悔しかったんだと思う。
今も悔しくてこのブログを書いているのかもしれない。
泣いた生徒の全員分悔しい。
みんな狙っていたんだね。
前の列を。
だから悔しいけれど俺は嬉しくもあるよ。
幸せな人間だって思う。
俺も諦めないでいろんなこと、いろんなものに挑むよ。
まだ老け込む時間じゃない。
泣いた生徒達の結果は俺の責任。
何を安心していたのだろう。
生徒が努力して創り上げた実績をまるで自分の栄光のように感じて。
君たちが今日泣いた原因は俺にあるんだよ。
だから明日からまた一緒に挑み続けよう。
大人だって上を向けばまた挑めるって見せてあげるからね。
子供の心が麻痺してしまったとすれば、それは周囲の大人の責任。
うちの生徒たちは泣ける子たち。
自分が今いる場所は幸せな空間だって君たちに教えられたね。
うん。教えられたね。
ありがとう。
褒めてあげられもせず、慰めてあげられもしなかったけど本当は両方が沢山ありすぎて口に出せなかっただけ。
出せなかっただけ。
心に仕舞った沢山の思いをこのブログに込めて・・・・