上司殿がホームの仲間の洋服を買いに行
くんで、運転手で付いて行った。
ホームの仲間達は大人だけど体型が子供
のように小さい方が多くて、洋服選びには
苦労してる。大人のSサイズを買ってサイ
ズ直しをする事も多いんだ。
その後昼食となったが、仲間が「お昼は豚
カツが食べたいな~」って言うんで、豚カツ
のお店に行ってきた。
爺さんは抗癌剤の副作用で食欲がなくな
ってきて、主治医から好きな物で良いから
兎に角食べるように指示されている。
なので先月15日からホームの朝・夕食を断
り、食べられる物を食べるようにしてるんだ。
食べられる物はその日に依って味覚が色
々異なるのか、その日に依って変わる。
で今日は豚カツを食べたくないんで、爺さ
んだけはミニポテトサラダにして三人で楽
しく食事をした。
ホームの仲間達を見てると、高齢者の方
でもお肉が好きな人やよく食べる人は実に
元気が良い。食べる事は生きる事に通じる
んだな~ってつくづく思う。
爺さんも今は口が不味くても食べてるけど、
食べられなくなったら愈々人生の終末期を
迎える事になるのだろう。
ホームに戻ってから散歩に出掛けた。
散歩の途中、竹林に筍が生えてて横に「親
竹です」と但し書きがあった。
竹は一般的に5~6年位で筍を産まなくな
り、切って処分する事になる。
そこで親竹の近くに出て来た活力に富ん
だ筍を毎年一定本数親竹として残し、成長
を促す為に同じ地下茎から出た筍は早目
に掘り取り、親竹を大切に育てていくのだ。
竹の赤ちゃん来年から子孫をどんどん産
んでおくれ。

