卵子提供のエージェント選びについては、めぼしいいくつかの業者の面談を済ませることができました。現在はそこから絞った数社で迷っていますが、近日中に決める予定です
エージェント選びについては、後日、少しずつアップしていきたいと思います
さて、卵子提供を始めるにあたり…
気になるのは、わたし(母体)の体調管理です。40代は色々と健康に不安が出てくるお年頃です
契約後に行うであろう、不育症や子宮鏡検査などの事前検査の類はまだ行っていませんが、この1ヶ月ほどの間は、その他に気になる検査を自主的に行ってきました。
①子宮頸がん検査
OK
②子宮筋腫
以前から筋腫は指摘されてきたのですが「筋腫の位置が子宮内膜に突出していない筋層内筋腫で、サイズも大きくないので、妊娠・出産には問題ない」と、これまで日本人医師二人からの診断がありました。今後、アメリカ人医師の判断もあおぐつもりです。
…切除となると、そのタイムロスを考えると少々厄介です
③乳がん検査
OK
マンモにて片側の乳房が要再検査となり、エコーを行いました。結果、左右の乳腺に偏りがあるだけとのことで問題なし。
④胃内視鏡検査
OK
ピロリ菌もなし。
⑤大腸内視鏡検査
OK
厳密にはびらん(潰瘍)があったのですが、ほぼ問題ないとのこと。念のため、腫瘍性病変を否定する目的で生検をしました。数週間後に結果がわかります。
夫と話し合った結果、生検の結果を見てから、卵子提供にGOしようと不安なことはすべて潰してから、いよいよ契約に進もうと考えています
だって、契約して移植直前になってから乳がんが判明したなんて、絶対に避けたい事態です
これは心配し過ぎではないと思うのです。たとえば、乳がんの罹患率は30歳台後半から増加し始め、40歳台後半から50歳台前半でピークになります。まさに乳がん罹患年齢のボリュームゾーンは、卵子提供を考える女性の年齢そのもの
慎重派のわたしたち夫婦は、エージェント選びやドナーさん選び、体調管理など、ひとつひとつに時間がかかります。
こういう時って思いきる勢いも大切なのかもしれませんが
わたしたちのモットーは「最善を尽くして最悪に備える」ということに尽きます。
価値観の合う夫でよかった不妊治療で夫婦で仲間割れするのはとても悲しいことです
最近思うのです。なかなか授からず、卵子提供に進むわたしたちは、決して不幸なんかじゃないと。もし普通に生きていたのなら知らなかった世界を知り、出逢えなかった人たちと出逢い、そこには彩づいた景色が見えるのかもしれない。
2人でチャレンジングな人生を切り開いていく、そんな波瀾万丈な人生もまた、いとをかし…かな