意志在るところ道は拓ける -27ページ目

私事的信念ですが

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またやっちゃいました。


明日の朝食に、と買ってきたカロリーメイト(チョコレート)を食後のデザートにしてしまったのです。


それも3日間、同じ事を繰り返したのです。反省。



さて

明日は休みであります。







唐突だが、心が美しいと外見も美しくなるとゆうのは嘘のような本当の話だと思う。



しかし間違えてはならないのが、可愛いと美人では雲泥の差なのだ。


「可愛い」とゆう言葉は容姿に関わらず言動からも見出だされるものであって、「美人」は容姿のみを指す言葉でなかろうか。



そう、私は美に対して実にストイックな考えの持ち主である。



美人は朝のお風呂ないしシャワーが鉄則だ。



その為に1時間の早起きも苦ではない。



また美人は躍動感溢れる時より伏し目がちな顔が美しい。



神秘的な眼差したるものマスカラがダマになっていてはいけない。



美人であるには凛とした態度と器の大きさが大事である。


いくら美人であっても腹が黒くてはならない。




心が美しいと外見も美しくなるとゆう意見には賛同するが、努力ある美もまた、余裕と溢れる自信と心の寛さを自ずと作り出していく。


美しいもの、美しい人を見ても卑屈にならない。
自分を否めない。



なぜならば


同じ穴のむじなだから。



美人は電車内でお年寄りに席を譲らないヤングマガジンに没頭する中年青年を視線で刺し続けても許される。
美人は煙草やゴミをポイ捨てした人に「落としましたよ~」と走り寄っても許される。
美人はスウィーツのないうどん屋でさっきコンビニで買ってきた菓子パンをデザートに食べても許される。
美人はショップ99で牛乳を15本買い出ししても店員に姫と呼ばれる。


そう、美人は利点が満載なのだ。

更には「美人な上に○○ね」とワンランク上の称賛が待っている。



ただ、土台そのものが…と諦め半分の方、それは違うのだ。



日々の努力だ。


鼻が低いなら減量やマッサージで頬の厚みを減らせば鼻は多少なり高く見える。
厚ぼったい目蓋なら冷やすのか温めるのか、乳液を避けるのか美容液を浸けるのか
私の髪にはこのトリートメント、私の歯の歯石を落とすにはこの歯ブラシ、私の皮膚にはこの化粧水、私の下着はワコールかマルコ、私の自転車はマウンテンバイク、私の貯金は8万3千円、私の…

美人は私の事を誰よりも理解してあげなければならない。
決してお金をかけなくて良い。
「安いからこれでええわ」は認められない。




今日のつい先程、私事通称メーテルと本人曰く通称水木しげるの自画像との対談の内容はこうゆうものだった。

「美人」は高級和牛ステーキ

「可愛い」はお茶漬け



高級和牛ステーキは高嶺の花であるが最後に納まるところはお茶漬けだと話した。



因みに私は数ある種類の中で紫蘇の芽が入った梅茶漬けに山葵を入れたものが一番好きだ。


水木しげるの自画像は弼まぶしの茶漬けが好きだそうだ。




それでもマジョリティから飛び出して高級和牛ステーキになりたい。



まだ納まるべきではないと信じたい。



美は一日にして成らずとは良く出来た文句だ。


努力のその先に明るい未来が待っている筈である。

2007/02/14

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バレンタインデーだったか。


私にはこれと言って語れる思い出も思い入れもないが今日は既に寝支度を万端に済ませたので春の嵐の長夜に何か書きたい。




と、メール職人になり彼此5分…何も思いつかない。


手持ち無沙汰で2度目の歯磨きを済ませてしまった。




おっと!
次は頬杖を付いて手にライターを取ってしまった。



このまま実況中継で終わりそうなので、今宵は私の部屋の隣人について話そう。


名前はくしゃみさん。


あだ名である。


児童文学書の「こまったさん」を彷彿とさせるネーミングだが断じてそんな可愛いものではない。




彼女こと、くしゃみさんはとても筋肉質なのだ。


部屋の玄関からエレベーターホールまでは必ず猛ダッシュだ。


それからいつ睡眠を取っているのか全く定かでない。

顔は少しゴリラに似ているがスッピンは可愛かった。



毎朝、定時に猛ダッシュでどこかへ出掛け(我家では時計を見なくても何時か把握できるシステムになっている)10分弱で帰宅。



恐らく1日分の仕事を済ませたのだろう。


それからは昼夜問わず部屋に居る。


そしてこれも私の予想だが、くしゃみさん中々ナイーブなお鼻のご様子。


季節を問わず1日何度と凄まじいくしゃみをするのだ。


くしゃみであってくしゃみではない。



爆撃だ。


マンションへの帰路の途中の道端で何度もくしゃみさんの部屋から響き渡るくしゃみを耳にした事がある。



となるとお隣さんの我家は大変だ。



夏場、部屋の窓を開けていようものならくしゃみさんが真横に居るようなダイナミックな臨場感を味わえる。



それから布団叩きがまた素晴らしい。


持ち合わせた全筋肉をしなやかに、豪快に駆使しての布団叩きだろう。


もう埃無いよ…と布団も涙を滲ませていそうだ。


ましてたまの休日の私であれば布団の中でもうよしてくれと無意識に目尻から涙を溢すだろう。



因みに彼氏持ちである。
…居るのね。




しかし


時として、くしゃみさんはとてもお料理上手なのだ。

夕方、換気扇を伝い、母親の作る晩ご飯を思い出させるような良い薫りが玄関前に立ちこめている。


(玄関前では靴の脱臭をするのが日課のくしゃみさん)


それから前に私が落としていた靴下を洗濯機のところに掛けてくれていた優しいくしゃみさん。



この先、しばらく隣人で居させてもらいますがどうぞ優しく暖かにあまり関わらず過ごしてください。

一生涯のラブロマンス2

帰りに限って地方の友達が大阪のたこ焼き食べたい、腹が減ったなど言いだし、こちらの眠気を吹っ飛ばす為だろうか、とにかく黙っていたい私に会話のキャッチボールを投げてきた(きてくれた…としよう)。



勿論、人望ある私は全ての要望を完全クリア。



友達を駅まで送り届け夕方ヨボヨボの足で帰宅後、ほかの誘惑には目もくれず一途に床に向かった。





次の日の正午前に旅初日、例の、睡眠妨害の着信の一人に電話を架けた。


その人こそがようやく登場するラブロマンスの主だ。


しかし出ない。



4時間後、架かってきた!



いつも着信に名前が出るだけでド緊張してしまう。




1、2回声慣らしした後、電話出れなくてごめんねと伝えその時の状況下を説明し、何だった?と白々しく聞いた。









私はこの人以上に魅力ある人と出会う事は二度とないと思っている。





波乱万丈の人生の中、清濁合わせ飲み、同じ年にして数々の国を旅してきた彼は私に自然の事や世界中の話、沢山の楽しい事、普通とは180度違う感性と考え、そしてスノーボードを教えてくれたのだ。






この人と出会わなければ私はずっと変わらなかったと断言できる。



その彼からの久しぶりの電話は










結婚の報告だった。






放浪生活の為に一生結婚とは無縁だと思われた彼から出たこの二文字に私は落雷に撃たれたようだった。





何とか平常を保ち話を続けると、中学生の頃付き合っていた彼女と復縁し子供が出来たのだそうだ。





将来は海外を巡りたいと言っていた自由奔放な彼が定住に身を留め、職に付き、結婚をしたとゆうのに違った驚きを感じた。



世間のレベルで言えば普通かもしれないがこの人に限っては拍手喝采の男らしさをも感じ得た。




「おめでとう」と言えた。



この瞬間、私の
長い長い一生涯で最高のラブロマンスだろう片思いは幕を閉じた。




格好良く纏めたが大失恋だ。



でも何故だか悲しくもなく、例えると心はバブルが立ち潤っていて鏡に写った私は少々小綺麗な面持ちであった。





明日からまた前向きに頑張ろ。