ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ 橋本・岸 | アクエリアス

アクエリアス

舞台、イベント、映画、展示会など、色々語っています(^^)

ミュージカル
『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』
{2E0C51F9-7301-4796-AB41-2D5999E423AA}

{3743BAAA-AE9C-4D6D-B4BB-B50B326D22DB}


いよいよ真打ち登場。
プレビュー、初日ときて、千秋楽まで計9公演もある、橋本さとし・岸祐二コンビ。
{FDE27C86-B178-4021-9429-22CF41C07E3B}

{CFA1C122-58EF-484B-85D7-0F70DBA8CBF5}

{48505EC2-0EF9-4A4D-8656-6A4F7BB4AE89}


橋本さとしさんと岸祐二さんは、同じ事務所で三銃士仲間。共演作も多いが、ジャン・バルジャン&アンジョルラスの時が思い出深い。

2人の間には、今まで観たコンビにはない、気が置けないホットな空気感が漂う。
身体ごとぶつかり合うシーンにも信頼感があるし、ヴィンセント紹介のアドリブにはユニークな切磋琢磨感がある。

橋本さとしさんは、見た目もゴッホ。その力強さや激しさ、情けなさや繊細さも含め、内面的にもゴッホ。リアル・ゴッホだった。
ゴッホそのものなのに、中盤までは何故かあんまり同情出来ない。泉見ヴィンセントのほうが、より感情移入できたかも。
おまけに、さとしゴッホはちょい不器用。包帯の巻き方はヘタだし、キャンパスの背負い方も慣れた感じに見えない。
だが、後半から馴染んできた。よく響くバリトンで雄々しく歌い上げるさとしさんの歌声は圧巻。歌以上に台詞の力も半端なく、説得性がある。ラストで晴れ晴れと別れを告げる笑みと言葉から、ゴッホの信念と熱情が垣間見えた。ようやく彼の気持ちを理解することができた途端、涙が浮かんだ。

岸祐二さんをこの紀伊国屋サザンシアターで観るのは、マウスプロモーションの公演以来、15年ぶりだろうか。その時は兄さん役だったが、今回は弟役。
岸さんのテオは、理性と知性と包容力を兼ね備えて、兄を精神的に支えるような、優等生タイプにも見える。
鍛えられた喉からの凛々しい歌声で、中盤のロングトーンは拍手喝采もの。また一回り頼もしくなった。

後のトークで判明したが、劇中さとしさんが弾みで壊したイーゼルを、後で使うからと岸さんがこっそりもう一つのものと取り替えていたようだ。
3人のテオは料理上手でもあるが、其々気遣いもあるのだと、あらためて振り返った。
{26AB3669-90D2-4839-BB5A-CAA48541F6FB}

{8F6D7D10-703C-4CB2-BE58-8864AC038A13}

{8B3D7572-040F-4430-BEB8-3A9D2F6B6260}


終了後、cubitclub サンクスイベント。
観劇席よりも観やすい良席だ。
上山竜治テオのM17ソングから始まり、ヴィンセントとして歌うのは何と岸祐二、テオ息子で橋本さとしが向日葵Tシャツと半ズボンで登場、まろやかな声で歌い、ここだけでしか観れないサプライズ。
竜治のMCで、みんなでぶっちゃけトーク。ヴィンセントはとにかくシンドイ役で、泉見さんの汗のスゴさにも言及。
3人のテオは女子力が高いという話から、すね毛の話になり、さとしさんが今年初の舞台は前張りしたというヘンな話で終了w。
やんちゃで熱いさとしさんを、岸さんが笑ってフォローしたり、竜治くんが軽くツッコミ入れたりと、愉快痛快なひと時だった。

これで私の『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』の観劇は終了。
今になってたまに、ミュージカル曲の一部が脳裏に浮かんだりと、少なからず影響を受けた舞台だった。
観客の要望いかんでは再演も?とさとしさんが言ってたが、ヴィンセント役を演れる役者は少ないと思う。