『スタジオライフ 河内喜一朗を偲ぶ集い』。
前代表・河内喜一朗さんの旅立ちから一年。一周忌の日に、クラブライフの皆様と一緒に迎えようと企画された偲ぶ会。昨年お別れの会にも出席させて頂いたし、一周忌もぜひにと思い参加。
中野サンプラザの14階もお初。書いたメッセージを、笑顔の河内さんのお写真の前の箱に置いて合掌。ドリンクコーナーも嬉しい気遣い。
倉田淳さんのユーモアたっぷりのご挨拶に、場は忽ち明るい雰囲気。藤原啓治さんの愉快な司会で、4グループに分かれたライフ劇団員が河内さんとの思い出話を語る。最初からテンションが上がり、笑える話を競いつつ、真面目な話や開眼させる話まで色々。横の倉田さんが思い出しながら、終始苦笑しっぱなしだったり、たまにズバリと言い切ってまた笑わせたり。
見えてくるのは、情熱的でお茶目で、喜怒哀楽が激しくて大らかで、奇人変人で人間味豊かな河内さんのお人柄。青山学院大駅伝や競輪の話は何となく知ってたが、色盲だったのは初耳。音響や音楽に関するこだわりや信念は、お話を聞くだけでも勉強になった。「トーマの心臓」や「白夜行」の時の話は懐かしく、最後の舞台となった「センポ」のシーンが思い出される。
最後に倉田さんから締めの言葉。来月の『アドルフに告ぐ』上演に向けて意気込みが語られる。
帰りがけに藤原さんから伺った話。『アドルフに告ぐ』は5年前から戦後70年の節目に紀伊國屋で上演することを河内さんが決めていた。KAATのアドルフ上演も、手塚プロの気遣いで、スタジオライフの承諾次第だったという。河内さんが太っ腹でなかったら、KAATのアドルフは実現してなかったかもしれない。
そのKAATのアドルフを明日はひと足お先に観劇。きっと5年前のスタジオライフのアドルフと見比べてしまうことだろう。


