銀河劇場に早めに着いたら、やけに老若男女の長蛇の列が。『弱ペダ』を一瞬思い出したが、全部招待客だった! ザッと100人以上。しかもチケットの座席も悪くなさそう。
そんなに人気無いんか⁉︎ 正規の料金でチケット買ったのがアホらしい。
チケット持ったオジ様オバ様が、知らない俳優さんばかりだがタダだしアフタートークもあるね、と。
イケテツ版 ウエスタン・アクションコメディ。
イケテツさんといえば、演出としては『BACK STAGE』以来だが、俳優としては春の『ドン・ドラキュラ』が記憶に新しい。
西部劇ならではのガンアクションや悪人退治を、ガンマンもどきのヘタレ芸人たちが挑戦する話。
銃声が鳴り響く銃撃戦の嵐。爆竹っぽい匂いが客席にまで立ち込める。
最初から死人が出て、全編そこかしこに夥しい死体の山と重傷者が出るが全部スルー、歌やダンスで曖昧にする。
弾無し弾有りをネタにして、死んだフリとか死人に口なしとかふざけた展開。理不尽な虐殺には目もくれず、死者を冒涜した話と都合のいい設定と結末。
シリアス味を無理やりコメディ化するのがあざとい。
ぜえんぜんっ、笑えなかった!
まさしく不愉快でヘタレな舞台だったよ。
1時間過ぎるまでが長かった。こちらの忍耐が持つか持たぬか。銃声で眠気は湧かないが、早く終わってほしくて何度も時計をチラ見。
招待なら我慢できるが、チケット代返せな気分。
つくづく同じ銀河劇場でやった*pnish*公演『ウエスタン・モード』が、とてもマトモで面白かったんだなと回想。
この舞台をリピーターできる人は、余程のキャストファンか。
舞台初出演で初座長の渡辺秀くんは、愛敬のあるヘタレヒーローを生き生きと。後半に見せる寂しそうな表情も可愛い。
太田基裕くんは主役の引き立て役だが、ヘタレっぷりがたまに相葉裕樹くんに見えてきたり。
大口兼悟くんは凄みのある声と表情がイカして、若手の中でもひと味違う。
佐藤祐基くんは執事のような役どころが似合い、芝居に頼もしさが加味。
栗原類くんはいいアクセントだが、動きがほしいところ。
ちっちゃいオッサンの佐藤真弓さんは声が通ってキュートだが、マイクの不具合かたまに聴き取れない。
小島藤子さんもチャーミングだが、たまに声が散ってしまう。
池田鉄洋さんはノリノリで自虐的。
佐藤祐基くんと渡部秀くんとの仮面ライダー同士の絡みがあったが、秀くんと兼悟くんとのオーズ・パンツネタが無かったのが惜しい。祐基&兼悟のキッスは新鮮にも見えるが、ムリやりねじ込んだ風。
モンキー、ルコック、ベイブに、馬のギャロップと「西遊記」を狙ったのかな。三蔵はさしずめお嬢ってトコか。
モンキーの過去話はあれど、ルコックやベイブが目立たず。むしろ混血リチャードが隠れ主人公な感じ。
ベニヤ板風のセットと大ボリュームの音響、ダラダラの銃撃戦と追いかけっこで、まさしくB級ならぬC級路線。
こんな舞台でも、汗びっしょりで取り組むキャストのいじらしさが光った。
アフタートークは芸人一座の回。
一階席の中程以降はざっくりと空席。
ハプニングや裏話、自分の役以外でやりたい役、体力付けていることについて語る3人。
イケメン2人と一緒で、真弓さんが申し訳なさそうに笑いっぱなし。
秀くんもっくんはなかなか素を見せず、すぐに司会の村上さんに話を振る。
途中、もっくんの甘党話になると。
しゅうくん「アンパンマンはつぶあんらしいよ」
もっくん「え⁉︎ マジかよ~。ジャムおじさん、なにやってんの⁉︎」こしあん派もっくんブーイング。
思わず浮かんだテーマソング。
アンアン アンパンマン♪
やさしいモンキーは♪
いけみんなの芸で ウエストへ♪
おそまつ。
当然ながら、笑えたのはアフタートークのみ。
長かった。急いでモノレールへ。
ドリンクコーナー。
秀くんの直筆メッセージ付き。
お花スタンド。










