朗読劇 僕とあいつの関ヶ原 | アクエリアス

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朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』。
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「銀河劇場ニュージェネレーションシリーズ」始動。
次世代クリエイター×若手俳優との新シリーズ第1弾。
銀河劇場も色々と考えてくること。
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先週は、高橋正徳(文学座)の演出で、朗読劇『春のめざめ』を上演。丁度、私は旅行中で観れなかったが。

今週は、中屋敷法仁(柿喰う客)の演出で、吉田恵里香の歴史ノベル『僕とあいつの関ヶ原』を上演。
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約1時間半。
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『TIGER & BUNNY』の仕掛け人、吉田恵里香さんらしい、バディ感覚と新解釈で、天下分け目の合戦を描き出す。

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出ずっぱりのキャスト5人の集中力と演じ分けが素晴らしく、重厚でドラマティックな展開にどんどん引き込まれた。
其々のキャラクターに思い入れも出来て、歴史をライトに知る意味でも貴重。
朗読劇でもアクションや殺陣もあり、照明と音とト書きと芝居が融合したシンプルで濃密な空間。
『極上文學』の派手さとは違った、より本来の演劇に近い朗読劇であった。

5人は着物と袴の和装で登場。
開演5分前から何故かフリーなやり取り。
5人のうち、武田航平くんと木戸邑弥くんは『春のめざめ』に続いての出演。
木戸くんは一番若いが、他4人はほぼ同じ年代で朗読も手馴れた猛者たち。

5人ともメインの他、モブキャラやガヤも担当、場面によりト書きも兼ねる。
関ヶ原の徳川家康と石田三成の二役を、三上真史くんが演じるのがミソ。不気味な家康、誠実な三成と新しいキャラ像を、瞬時に切り替える。
玉城裕規くんは其々の大将の補佐役、クールな井伊直政と病的な大谷吉継を動きを伴って演じ分け。
木戸邑弥くんは直政の義理の息子の松平忠吉と、ト書きの半分を担当。
武田航平くんは染音を女性らしい声で操るかと思えば、勇猛果敢な島左近を男らしく演じ、声優並みの実力を披露。
宮下雄也くんは『戦国BASARA』と同じ小早川秀秋をついに最後まで全う。カメレオン俳優の異名通り、福島正則ら多数モブキャラまで演じきった。

みんな台詞はもちろん、ト書きもこなしてほぼノーミス。さすがの実力発揮だ。
場面に関わらない時は、背を向けて長椅子に座るところも静か。
とりあえず玉城くんの役はどれも死に、宮下くんには冷たいw。宮下くんは三上くんの役に対し恐れひれ伏すばかり。

小早川秀秋をキーマンに、三成と左近の友情、直政と忠吉の親子の情がくっきりと描き出される。
左近は勇ましく忍耐強くて、どの作品よりもカッコよく見えたなあ。
島左近のラストの台詞が、「これからはアベの天下になるんだろうな」と脳内変換されてどよ~ん。昨日は天下分け目の選挙だったと、50年後に言われるやもしれぬ。

この原作シリーズ、政宗と小十郎の『俺とおまえの夏の陣』もあり、これも早々朗読劇となりそうな予感。

終演後、お見送りかと思いきや、アフタートークショー。
中屋敷法仁さんMCで、キャスト5人と『春のめざめ』の高橋正徳さんも参加。
中屋敷さん、先日の『女体シェイクスピア』でも判ったが、結構出たがり屋。
本番で三上くんの雪駄が客席前列に飛んだことにも触れ、舞台の様子をあれこれ語ってくれた。
まだ1週間のカンパニーだが、宮下くんらはイイ仲間だと語る。『春のめざめ』のカンパニーと比べ、男だけの男らしい部活みたいな雰囲気だと武田くん。今日のフリータイムは先輩達に譲ったと木戸くん。
割と寡黙だった玉ちゃんが最後に感想を述べ、一言ずつ挨拶し熱く明るく終了。

お花スタンド。
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また機会があれば、シリーズ第2弾も観たいが、銀河劇場は遠いからなぁ。
これぞ銀河の舞台歴史にまた1ページ。
次の銀河劇場は年末『幕末Rock』。