SUPER SOUND THEATER Valkyrie | アクエリアス

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SUPER SOUND THEATRE 『Valkyrie ~Story from RHINE GOLD~』マチネ。
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1年ぶりの舞浜アンフィシアター。
昨年の『マーズレッド』カラーが赤だったので、今回は青かなとも思ったが、金と赤と黒が競合する色合いか。  
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神々の崩壊と神に憧れる者たちの反逆を描く、壮大なネオファンタジック。
北欧神話と神々の黄昏で『サイボーグ009』が浮かび、ソウとロキの兄弟は映画『マイティー・ソウ』と重なるが、ストーリーは藤原文翁さんのオリジナル。

昨年の舞浜より2倍増しの迫力と臨場感に包まれた、視覚・体感型朗読ステージの決定版といえよう。
バンドによる生演奏とのコラボ、音響と照明、風と煙に加え、シャボン玉とフェザーの演出は可愛い。だが何度も出る沢山の大きな炎と雷のような爆竹は物凄くて、アトラクションのような驚き。炎の熱さは客席まで押し寄せ、突然の火花バチッには正直ビビった。

今回の新しい目玉演出はドットイメージ。LED入りの小さな光球が色を変えて形を変化させて、世界観を3次元に彩る。その幻想的な美しさは、まるで未来のクリスマスツリーのようだった。

出演者は、昨年の『マーズレッド』とも被る。
朗読劇の役に合った衣装を着るが、厚手のマントやジャケットは暑そうだ。
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31日に入院された井上和彦さんの降板は残念だが、急遽代役を務めることになった山寺宏一さんの英断に感謝。
ナポレオンの舞台で急遽代役を務めた宮沢りえさんを思い出した。
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前日出演が決まったという山寺宏一さん。急場とは思えない程、緊張も感じさせず、素晴らしい演技で圧巻だった。
若い娘や息子らに詰め寄られる中で、確固たる信念で制する父・オーディン。その迫力と凄み。語り部で老人役も兼ねるが、思った以上の出番の多さ。
これじゃ体力気力共に相当大変だっただろう。あらためてただの朗読や舞台ではないステージ、役者陣のパワーに感服する。

もう一人の語り部が、沢城みゆきさんの少年だろうか。本編では風の女神ブリュンヒルデとして、大らかで凛々しい女を好演。さすがのみゆき節をたっぷり披露してくれた。

高橋広樹さんソーと鈴村健一さんロキの兄弟がなかなか濃厚。
諏訪部順一さんのジークフリートの真意がなかなか図り得なかったが、ラストでようやく判明。
ソーとロキとジークフリートの関係性がイマイチ分かり難かったのが残念。ロキと高垣彩陽さんのクケリの親密感はいいが、やや退屈で眠気を催した。
ベテラン勢の中で、蒼井翔太くんは不気味なアスク・エムブラとして立ち向かう。ラストの絶叫は今まで聴いたことない迫力で見事だった。

ストーリー的に、一幕の神々篇と二幕の戦闘篇とであまりに様相が違い過ぎ、一度だけでは付いていけないものがある。
神と、神と人間とのハーフを出すなら、人間としてのキャラクターも必要だと思う。人間側の勢いがイマイチ不明なので、神とハーフとの存続戦争に留まった気がする。

昨年もそうだったが、アンフィシアターの楕円形の客席前方からでは、どうしても死角ができる。 
それを知っていてか、一幕の山寺さんは下手側にも見えるような立ち位置と体の向きで、しっかり捉えることができた。
二幕は上手に移った沢城さんが諏訪部さんの身体で隠されてあまり見えなかったのが残念。でも蒼井くんの叫びの表情は下手側だから見ることができた。
座席によって舞台の印象が如実に変わってしまうのはこの劇場では仕方ないか。

カーテンコールでキャストが一言ずつ挨拶。山ちゃんがおどけて「緊張しました」と話してたが、共演者の方々もいい影響を受けたのではないかと思う。

山ちゃんはもうこのサウンドシアターの「神」だね。9月に続いてナマの芝居を拝見できてよかった。
あらためて、山ちゃんは和風ものより、洋風ものの方が似合うと思う。

お花スタンド。
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パンフとDVDは今回は見送り。
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次のサウンドシアターは『クリスマス・ノストラ』。
これまた常連の平田広明さんの登場だ。
宝塚女優さんはまた見送りか。
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舞浜は ハロウィンあとは クリスマス
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