生きてるものはいないのか | アクエリアス

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青山円劇カウンシルアンコール『生きてるものはいないのか』。

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劇作家・演出家・俳優の前田司郎の代表作が、2015年3月で閉館を迎える青山円形劇場で上演。
キャストを大幅に変えての再再演で、舞台初出演の川口春奈を主演に起用。
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チラシは劇場にて配布。
パンフはなく、リーフレットを配布。
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ある日突然、次々に人が死んでいくサマをシュールに描く、群像不条理劇。
円形劇場の効能を活用、場面場面を交差させ話をスピーディに同時進行させる演出。
会話も極めてリアルっぽい作りで、たまに声が聞こえてこないのが難。

死ぬ順番や死ぬ場所や死に際の言葉など、キャストの死に様をずっと追いかけるので、眼と耳が異様に充満。
仕舞いには、死んだ人数を確認する自分と、生きてることを認識する自分がいる。

俳優としての前田司郎さんは、早々と退散するが退場はしない。
川口春奈さんは30分過ぎに登場、付けてる香水が鼻を刺激する。映像畑なので声が小さく芝居も硬いが、たまにハッとする存在感を見せる。

可憐な若月佑美さんはある意味キーマンか。ずっとあの状態で疲れたと思う。
中村映里子さんは舞台やドラマでよく見る女優。ハキハキした物言いと写メシーンが面白い。

木村了くんは大学生役だが、またしてもホモっ気のある動きで笑い。
サカナくんをモチーフにした大山雅史くんが愉快でカワイイ。
中島歩くんはスターらしい振る舞いがチャームで、開脚ぶりにも注目。

舞台上に残されたコップの水が、いわば最後の晩餐か。
そして、ダレもいなくなった…。と終わらないのがミソ。
最後に残されるのも鬱だな。
いろんな意味で、五感がどよめく舞台だった。

リーディング公演『生きてるものか』も観たかったが、日が合わず。
いつかまた。

青山円形劇場のラストを飾るかもしれない『雨の降る日は天気が悪い』のチケットも急遽取ってしまった。
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