再修行した剣心と、宿敵・志々雄一派との壮絶な戦いを描く。
諸悪の根源は明治政府と伊藤さんだと知りながら、全てを見届けなければいけないジレンマが複雑ではある。
佐藤健くんが熱望した通り、剣心の師匠・比古清十郎として福山雅治さんが出演。『龍馬伝』再び!の感慨もあり。
清十郎といえば池田秀一さんの声が浮かび、赤髪のシャンクスと重なるが、剣心の紅の着物と共に、血肉の「赤」に彩られた本編であった。
見どころは、後半40分位の戦闘シーン。
志々雄の砦がまるで護衛艦みたいでチャラいが、艦内の戦いがもの凄い迫力。
剣心と瀬田宗次郎の激突は超スピード。神木隆之介くんの運動神経や佐藤健くんの柔軟性と機動力には舌を巻く。2人の闘いにはある種の情念が篭っていそう。
ネタバレ的に4対1の戦いと知ってしまったが、突然現れて自分に向かってきた左之助や蒼紫に対し「なんなんだ⁉︎お前は」「なんだってんだ⁉︎ てめえは」とわけ分からず状態の志々雄に納得w。
藤原竜也くんは顔を見せない凄味の演技が抜群だが、この時ばかりは可愛さが宿ってつい同情しそうになった。
江口洋介さん、伊勢谷友介さん、福山雅治さんらダンディな色気の長身男トリオは、何をやってもハマるなぁ。
現『黒執事』でシエル役の福崎那由他くんが冒頭に出てイイ芝居をしている。佐藤健くんとも似たギラギラ感がありそう。
田中偉登くんは前・弥彦や前・シエルからも卒業しちゃったし(仮面ライダー鎧武に出てたけど)、中学生の男子は成長が早いから、続編作るなら早いほうがいい。
男性陣に比べて、今作の女性たちの存在感の薄さが目に付く。薫も恵も操も、由美も、ただ男たちの帰りを待つだけ。『京都大火編』で見せた生き生き感もない。
他の十本刀の出番も活躍も目立たず、今作ではキャラクターを描ききれていないのが残念。
おそらく結末をどうするかが最大の問題点であったのだろう。ラストの海岸では銃で全てアボーンにするかと思いきや、大友啓史監督は護りに入ってしまったね。あんな敬礼なんかで誤魔化して、冗長気味な後始末に苦笑しそうになった。
無理やり丸く納めて、次へと繋げようと目論んだのかね。鎮魂より商売が、画面からありありと伝わった。
上映後は、ネタバレあり、マスコミなしのフリーダムな舞台挨拶。
佐藤健くんが今日が本当の舞台挨拶なんだと満身創痍、『京都』と『最期』のどちらが好きかと観客に尋ねてきた。残念ながら、『京都』に手を挙げた人は私以外にもいっぱい。
そんなるろ剣シリーズを伊勢谷友介さんは「ワン」「ツー」「スリー」と区別。確かにその呼び方のほうが分かり易い。
神木隆之介くんが剣心との戦いシーンについて、命をかけて魂削って臨んだと熱っぽく語ってくれたが、健くんのことを「たけちゃん」と呼んでいるのか。
伊勢谷さんのリクエストで青木崇高くんがスネを出してくれたが、スネが綺麗だと携帯で写メする伊勢谷さん。神木くんの時もお客さんを野鳥の会に見たてるし、結構フリーダムな方だった。
江口洋介さんは静かで落ち着いていらしたな。武井咲さんは健くんとすっかり打ち解けていて可愛らしかった。
終了後ロビーに、るろう人の長尾卓也くんがいて握手してくれた。
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