恒例の新進演劇人育成公演で、何と18年ぶりの再々演。
『リアル・シンデレラ』に続く、倉田淳オリジナルのシンデレラもの第2弾。
シンデレラ物語の別の話で、ありそうでなかった結末だろう。
「バカ」であることの幸せか。
王子でも結婚でもない、ありのままの自分に還ることの大切さか。
魔法使いじゃなく妖精ってとこがミソ。
舞台に設置された「井戸」が奈落に通じてて、水しぶきや色んなものが出てくる。劇団昴『BLUE』の床扉と繋がる面白味。
宇佐見輝くんは表現力があって、どうすれば可愛く見せられるか知っており、時に魅力が爆発する。
千葉健玖くんは動きが滑らかで、今後のアクション系で楽しみ。
この作品の必要悪は継母だが、若林健吾くんの関西弁(三重弁?)が私には煩くてたまんない。
藤波瞬平くんの落ち着いた声音はイイ。
石飛幸治さんが芝居や歌で若手を牽引、独特のフリーダム感を放つ。
舞踏会でもなく、豪華なドレスでもスーツでもないが、マザーとゼッドのワルツが軽やかで優しくて、ロージーとゼッドのワルツが爽やかでキラキラ輝いて見えた。
相当ダンスの稽古もされたんだろうな。
とても楽しそうで、私も一緒に踊りたくなりそう。
アフタートーク『ONCE UPON A TIME ~あの頃私も青かった~』。
出演者にちなんだ過去物販商品も販売。
ゲストは、及川健さんと岩﨑大くん、そして石飛幸治さん。扉から、井戸から出てくる2人。
MCで出た久保優二くんが、緊張からか喋りながらの手の動きが可笑しくて、石飛さんならずとも笑えた。
及川健さんと同じJr.1の大村浩司さんが今回の舞台に出演、あの頃はハゲてなかったと。
岩﨑大くんのJr.3は色んなことをさせられたんだな。今では2人しか残ってないが。
劇中の王子は、初演の笠原浩夫の当て書きに納得。
久保くんデザインのTシャツは早々と完売。井戸の水のペットボトルも完売。
本日は150人ほどの満席の会場だった。
