先日、台風の晩に、

 

見た後に僕に会いたくなる映画

『天気の子』

を見に行ってきました。。。

 

雨ばかりの異常気象の世界で、

1人の少女が人柱になって

晴れを取り戻そうとする物語ですが、

 

途中で出てきた天気の歴史を語る宮司のじいちゃんが、

 

「異常気象だの観測史上初めてだのいうが、

人間が天気を観測しだしたのなんか、

たかだか100年かそこら。。。」

 

みたいなこと言ってた。。。

 

僕も最近ずっと思ってた。

異常気象って何だ?

 

天気はただ天気だろ。

 

人間の影響があったとしても、

それもただそれだけの事。

 

地球が生まれてから今までの時間軸を

1メートルにしたとき、人類の歴史は1センチにも満たない、

みたいなことを聞いた覚えがある。。

 

ただただ人間が快適で都合のいいものだけを標準にしてもね。

 

害獣とか害虫もしかり。。。

 

天災もただの流れ。。。

 

そしてこの映画、最後は、

世界を救うことじゃなくて、

ただ一人の少女を救って、

『僕たちは大丈夫』

で締められる。

 

素敵だ。。。

 

ミスチルのヒーローのような。。

 

『たとえば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして

僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ』

 

『ただヒーローでありたい。ただ一人、君にとっての。』

 

この映画、主題歌はこっちの方がよかったんじゃね~か?

 

 

そっか、この国は昔から生贄の精神があるんだ。。

 

村を救うために、だれか一人を差し出す。

 

生贄になった人はヒーローで。。。

 

 

時代が変わったはずなのに、

和の為の自己犠牲が蔓延してるんだ。

 

1人1人が和の為に我慢して苦しんで、頑張って、

全体が疲弊してる。。。

 

どっかの会社の会議を日本全体でしてるんだね。。

 

って、相変わらず書き出したら話がずれてく。。。

 

 

いいじゃん、正しいとか正しくないとか、

大人が、社会が、世界が、とかよりも、

好きなもんは好きで突っ走って。。

ってゆうメッセージの映画だったのかな(笑)