エピローグ | 南青山・表参道のサロンオーナー 高島なゆみのヒーリングメッセージ

南青山・表参道のサロンオーナー 高島なゆみのヒーリングメッセージ

開放 〜 広がり 〜 融合 Release 〜 Expanding 〜 Oneness
疲れている方たちへ、疲れていることも感じられない方たちへ、少しだけ立ち止まって自分自身を見つめる時間を持って頂きたい。

ニューヨークは、ハリケーンサンディの影響をまだまだ引きずっている様子だった。

私は優貴ちゃんの家のすぐ近くのホテルに落ち着いた。

カナダとアメリカは陸続きだが、あらゆる情報が全く違う。

一人になると、ミカエルとの3日間を自分の中で思い起こし、心を温めた。

旅に欠かせないオイルを上げるね、とミカエルがくれたオイルを、取り出して嗅いだ。

私はオイルなどの波動情報が強いものを、まったく自身に使うことはしない。

もうずいぶん前から、その物質化された情報が、自分の肉体に合わなくなり、情報量が多ければ多いほど、その情報を物質化しているという情報が重すぎて、肉体の皮膚を突き破って排出される、という現象が起きる。

その話をすると、ミカエルはわかったのかわからなのか、シアバターをどこからか持ってきて、これを塗りなさい、とたくさんくれた。

一か所まだ荒れている私の手に、それを塗りながら、私の手があまりにもスベスベなのに、感嘆の声を出していた。

そして、「飛行機での疲れをゆっくりこれで取るんだよ」と言ってこのオイルをくれた。

そのオイルを片手に電話を掛けた。

「ミカエル、ナユミです。」

と言うと、ものすごく大きな声で「ナ、ユ、ミ」と叫んだ。

「無事に着いたんだね。」

と言った。

「私ね、大変な忘れものしちゃったの。ごめんなさい。せっかく作ったオイルなのに。帰りたくないな~って思っていたから、多分私の代わりに置いてきちゃったんだと思うの。」と言うと、

「エジプト人はね、そういうんだよ。何か忘れ物をすると、その人は、必ずここに帰ってくる、という意味だって。 ナユミ、必ず帰っておいで。 僕たちは魂の奥のところで、ものすごく理解しあえるんだよ。わかっているよね。 そしてこの次は絶対2週間は居なくちゃだめだ。 数日で帰っちゃだめだよ。」と。

「いいわ、ミカエル。その代り約束して。私がいる間、片時も離れないで一緒にいるって。」

ミカエルは途端に口ごもる。

「ナユミ、僕は最大の努力をしてそうしようと思うよ。だけれど、色々な人が来ちゃうんだよ、、」

と語尾が消える。

本当に申し訳なさそうな声だ。

可笑しい。

私たちは再会を約束して電話を切った。

数日NYに滞在し、スノーストームの中を突っ切るように日本に戻った。

私は、自分が経験した素敵な3日間を皆と分け合いたくて、「一緒に行こうよ~~。」と大好きな仲間たちに声を駆け回った。

気のいい仲間は、「ナユミちゃんが言うなら、行くわよ~。」と手を上げてくれる。

「みんな絶対得る物がある。」という私の確信は、

「いつも、こんなの簡単です、絶対すぐできるようになる。誰でもできる。誰でもわかるって言ってますよね。でも実際高島さんの簡単、誰でもできる、すぐわかる、は結構ハードル高いですよね。」

という冷静な弟子たちのやんわりとした助言によって、トーンを少し落とした。


ミカエルと別れる時

「たくさんの事を教えていただきました。」と言った私だが、29

「あんた、本当に学んだの? 身になったの? ちゃんと成長したの?」、を試される色々なことが日本に帰るとすぐにめまぐるしく勃発した。

いつもの癖がでる。

公正かどうか、理論的に正しいかどうか、人間の情としてその行動は筋が通っているか、などを瞬時に自分基準で分析し、OKかNOの結論を出し、素早く行動する、というパターン。

頼りになる友人たちに、「ねえねえ、ちょっとこれどう思う?」と聞いてもらいながら、自分の中で自分の気持ちを整理整頓して、ブレない自分を作り出すパターン。

ゴーと決めるとさっさと行動し、腹を括ってしまうパターン。

今回は、ミカエルまで巻き込み

「あああ、ナユミ、君は本当に自分をしっかり持っているね~。すごいね~。いいよ、いいよ、ナユミがそうしたいなら、そうしよう。」と電話の向こうの彼を説き伏せた。

それをやりながら、自分が越えなければならないハードルがあることを、理解していた。

いままでのやり方と、違うやり方。

それを試させる最初の試験。

見つけたい、変わりたい、チャンスを逃したくない。


そしてある日、車を運転しながらフット思った。

その自分のパターンを
「こういう風に物を考えるんだ。」っと。

ああ、ミカエルの所で自分が「学んだ」と思ったことを、実戦で使えるまでに3週間もかかってしまった。

彼のくれたパズルを解くのに、3週間。

愚図な自分にかなり呆れる。

これが現実。

そういう自分と向き合って、この素晴らしい経験をどう生かしていくかは、これからの自分の大きな課題。


2013年 5月15日 ~ 22日 (5泊7日)「ミカエルザヤット プレイショップ IN モントリオール」を企画しています。

定員は12名から20名。

フェイスブックに情報を載せ、3日間で定員一杯になってしまいましたが、現在キャンセル待ちを受け付けております。

また、継続的にこのツアーは企画したいと思っておりますので、今回キャンセル待ちをなさって、ご一緒できなかった方々は、優先的に次回のツアーへのお声掛けをさせていただきます。

現在飛行機代金、プレイショップ費用は確定しておりますが、宿泊代と現地での交通費の金額が確定せず(これは現地担当ですので、ちょっとごゆっくりです。)ツアー代金が確定できていない状態ですが、だいたい40万~45万円内で納められそうです。

ご興味のある方は

フェイスブック 「ミカエルザヤットアルケミストオイル」をご覧ください。

または、協会のHPのお問い合わせからメールをいただけましたら、ご連絡させていただきます。