歌ネタばかりだけど。




私には娘がいる。
音楽部 高校3年生。


NHKコンクールは毎年の夏の思い出。

最後のコンクールが
まさかこの歌になるとは…。

妹が溺愛していた私の娘。
おばの死に目を、まざまざと看取った娘。

この歌が何を意味しているのか。
死んだ自分を見ているところから始まる歌。

看取りを体験して初めてわかった。
歌いながら涙が出そうになるんだよね…と。






「僕が僕を見ている 」
作詞:川村元気 作曲:岩崎太整 

僕が僕を見ている 僕が目を閉じている
眠っているのかな いや死んでいるんだ

みんなが僕を見ている あいつは泣かないんだな
だけどあの子は 泣いてくれるんだ

みんなが 僕のことを話している
あれ? 僕はどんな人間だったんだろう
あいつはイチゴが好きだけど イチゴジャムが苦手
微分積分できないけれど 歌うのは得意
絵が下手で 足も速くない
涙もろくて 打たれ弱い
でも褒められて伸びるタイプ(笑)

僕が僕を見ている 君が僕を見ている
僕がいなくなっても
この世界はなにも変わらない
朝日はいつものように昇る

僕が僕を見ている 君が僕を見ている
僕がいなくなっても
この世界はなにも変わらない
君は泣いてくれるのかな?

新しい朝が来た 僕は目覚める
さあ、どこへ行こう 誰と会おう

新しい朝がきた 僕は目覚める
さあ、なにをしよう どんな歌を歌おう。」



残されたものとしての目線でしか
考えられなかった私が

亡くなった本人から見た
今までの自分、これからの世界を歌った歌。

そうか、
自由に歩けて、
どこにも行けて
好きな人に会えて
何でも出来る自由な新しい世界に
旅立ったんだって、思ったら

良かったね、
好きなことするんだよ。
って思う気持ちと、なんか遠いところ
行っちゃうんだという寂しさが
交差して、結局泣きながらコンクールを
聞いていた。

やっぱり
私は現世よりも、
もっともっと広い世界があるって
思えた。

結局、現世生きてる人は生きてる人同士で
天寿を全うするまで、生きるしかない。

だけど、新しい世界に行った人同士も
きっと新たに頑張って今も生きている。

場所は違えど
私達は死なない。

妹と再開を果たした時に
私は胸張って、頑張って生きたよって
報告したいから、
使命が終わるまで生き抜くんだ。
自慢の姉でいたいから。


魂は永遠。
私の胸の中の小さな神様は
いつも教えてくれている。