お盆…
新盆とは言うけれど
そんな気持ちにはまだなれない。
妹が亡くなって季節が夏になった。
春まで桜まで一緒に過ごしたのに。
今年の夏はあなたがいない…。
それでも寂しくないように
たくさんのお花と
大好きなお菓子
最後までよく飲んでたカフェオレ。
大事にしてたぬいぐるみ…。
位牌の前にたくさん並べていた私がいた。
あんなに辛い日々も、
過ぎてしまえば、愛おしく、
苦しんでた日々も、まるごと、
愛おしく感じるんだろうと、
無我夢中で
看病していたあの日々さえも、あの頃の私達も
愛おしくてしょうがない。
横目にモルヒネがあっても、
管だらけの体であっても、
笑い会えるわずかな時間さえも
愛が溢れていました。
あなたがいてくれればよかったから。
触れられる体があったから、
話せば返事が返ってきたから、
あなたのお世話をする時間が幸せでした。
そんな時間はいつしか終わるんだって
思いながら聞いてた。
この歌があったから、私は地獄のような現実さえも、有限であり、愛おしく思えた。
無くしてから、向かう現実はあまりに
酷いとわかっていたから。
米津玄師さんは妹とCDを貸しあって聞いてた。
妹も、聞いていたかな。
辛いことも、有限であることを。
私達も有限であることを。
だからこそ、目の前の人や出来事は
愛で溢れている。
きっとそう思うのです。