私は悲しくて泣きたい時には

祖父母のお墓に行く事が多くなった。

みんなが心配するから

誰の前でも泣けない時に。

ただただ、泣くだけだけど…

何かにすがりたくて。

目に入った塔婆に書かれてた言葉の一部


「諸行無常」

時はいつも移りゆき
いつまでも同じ状態で時は止まってはいない。


今ある場所も
今いる人も
今の私も…。

常に移りゆき変化していくのだ。

ならば、私のこの悲しみも
つらさも
いつかは変わるのか…

そして、今いる人も変わっていき

今いる場所も変わって行くのか…

それは
日常と言う中である日変わるんだ。

あたりまえに何もない1日を
あたりまえと過ごす1日に、
突然、非日常が入り込む。

そして、その非日常な出来事に揉まれ
苦しみ、悲しみ、自分の世界が止まる…。

それでも、夜があければ、誰かにとっての日常は
当然かのように訪れる。

すべての出来事は
その日常の中で移りゆき、変わりゆき
人との別れも
日常にあることなのだ。

だから、人間にとって
死ぬことは特別なことではない。

あたりまえに迎えるものだ。

「人でいる間」は、必ず死を迎えるのだ。

それが、人間なんだ…。

人間なら悲しいさ、苦しいさ、
寂しいさ、辛いさ、
でも、嬉しいや、楽しいや、幸せだ、
そんなのも、味わえて、
口に出して、
声を聞いて、
目を合わせて、
肌に触れ合えて、
一緒に笑えて、
確かに今、存在する人を大切にすること。

そして、目に見えなくても
耳に聞こえてこなくても
心の目で
感じれば必ず、そこには大切な人がいる。
魂と魂はより側にいる。


人でいる間は、自分の目で。
人でいる間も、心の目で。

見えないものこそ、価値があり、大切なものがあるんだよ。
私はそう思うんだ。