毎年、家族の
誰かの誕生日ごとに集まって
ケーキ食べて
プレゼントあげたりしてたのに、


私の誕生日は

今年は妹のいない初めての誕生日…。

誕生日なんて嬉しくもないけど、
悲しい誕生日だけど、


でも
だけど、母が私を頑張って産んでくれた日でもある。

「逆子で大変だったんだよ〜、初めてのお産だったしね」って
母が言った。

妹が亡くなって
母にとって、自分の子は私だけになった。

娘に先立たれた母の気持ち、
落ち込みや泣いている母を見ている私は辛い。
どんなに辛いだろう、

もっと生きてて欲しかった、
もっと健康な体に産んであげれたら、
と、後悔の言葉を口にする。
いろんな思い出が蘇って涙が出てくるんだよ、
もう、あえないんだろ?
いずれ、妹が生きてたことも
忘れられていくんだろ?
と、泣きながら口にする。


私は言葉を見つけながら
母に言った。

会えるよ!絶対。
親子なんだから、会えるの。

そして、
忘れないよ、少なくともこの世に
生きている間は私は忘れないし、
私の娘も忘れない。
娘が子供を産めば、
さらに、伝えていくんだから。
と、言った。

そう、
命はバトンリレーなんだ。


母には初めて伝えた言葉。
産んでくれてありがとう、
産んでくれたから、妹にも会えたしねって

恥ずかしいけど
伝えたら、少し笑ってくれた。

ケーキも一緒に食べた。
もちろん妹も。

私達家族は終わらない。
何も変わらない。
これからも、
一緒にお祝いして行こうね。

生きる世界が違っても、絆はゆるがない。