自分ごとだとわかるのに、

 

それが他者になるとわからなくなる。

 

それが、近しければ近しいほど

 

感情が揺さぶられて思い悩んでしまう。

 

 

 

自分のことも分からないことがあるのに、

 

相手の思いなんて、

 

分からなくて当たり前ですよね。

 

 

 

昨日は、娘の登園拒否について投稿しました。

 

 
 
 
 
私は、短大を卒業してからずっと
 
保育園や、こども園の先生として
 
子ども達、保護者さんと
 
関わる機会をいただいてきました。
 
 
 
子どもたちが、登園することを拒む姿。
 
「ママがいい」と、泣いて訴える姿。
 
幾度となく、見てきました。
 
 
 
独身時代は、
 
「私たちに任せてくれたらいいのにな」
 
「ママがすぐ離れたら、落ち着くのにな」
 
そんなことを思っていたと思います。
 
 
 
だけどね、自分が親になって分かったんです。
 
ママも、我が子と離れたくないの。
 
ママも、不安なの。
 
どうしたらいいか分からないの。
 
 
 
保育士として見える世界。
 
親となって見えてくる世界。
 
その違いも、我が身をもって体感しています。
 
だからこそ、先生たちの気持ちを勝手に予測して
 
もどかしくなるんです。
 
「愛情不足」
 
言われていないのに
 
そう思われてるのかなって
 
聞こえない声、見えない視線に
 
自分自身を攻めていました。
 
 
 
 
だけど、子どもたちを見ていて
 
思うことがあります。
 
みんなに共通していることがあります。
 
子ども達ってね、
 
みんなママが大好きなの。
 
保育園では、先生もいるし、
 
友だちもいる、楽しい活動もある。
 
だけど、今、求めているのは、
 
ママのぬくもりや、温かい言葉。
 
ママの笑った顔も、怒った顔も
 
どんなママも無条件に大好き。

 

ママに勝るものってないんですよね。

 

 

 

 

あなたが不安なとき、

 

どんな言葉で表したらいいか分からないとき

 

そんなときに、

 

どんな言葉をかけて欲しいですか?

 

どんな関わりをして欲しいですか?

 

 

 

ママも一人の人間だから、

 

楽しい時もあれば、悲しいときもある。

 

選択を間違えてしまう日もきっとある。

 

そんな時は、周りに甘えていいんですよ。

 

 

 

 

 

「ママといたかったね」

 

「寂しかったね」「悲しいよね」

 

言葉にならない思いを予測し

 

言語化して伝えたり、

 

優しく背中をさすったり

 

抱っこしたりすると

 

少しずつ自分で心を整えようとする子どもたち。

 

 

 

私は、そんな子どもたちの心の動きや

 

受け止めてもらえる喜びの顔も

 

幾度となく傍で見てきました。

 

 

 

その背景にはきっと

 

“わかってもらえた”

 

“僕の気持ちはこんな名前があるんだ”

 

触れること。気持ちを受け止め、

 

言葉にしてもらうこと。

 

そんな関わりの積み重ねを通して

 

子どもたち自身も

 

自分の心の整え方だったり

 

言葉の伝え方だったりを

 

学んでいくのではないかなと思います。

 

 

 

 

 

 

ママだけではなく、

 

子どもと関わる全ての人もきっと

 

思いは一緒。

 

“あなたは、かけがえのない存在なんだよ”

 

“子どもたちに幸せに過ごしてほしい”

 

これからを生きる

 

全ての子どもたちに伝えていきたい思い。

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき

 

ありがとうございました。