● よい空間で育ててあげることは、美的感覚を育むことにつながります

こんにちは、片岡すずみです。

意図しているか、いないかは別として。

お伺いした時に、子ども中心の住まいになっていることがあります。

子育てをしたことのない身で、このことについて語るのは、非難されるかもしれないのですけどね。

それでも、お伝えした方が良いと思ったので、勇気を出して書こうと思います。

本当に子供のことだけを考えていくと、究極的には幼稚園や保育園のような空間が、理想なんだと思います。

もしくは、学校や公園など。

遊んだり、勉強したりするのに適して作られていますから。

インテリアのテイストとして、そんな風にしたいならそれで構わないんです。

でも、違いますよね?

だからこのブログを、読んでくださっているんだと思います。

子供のおもちゃ

家は、あなたやパートナーが、仕事の疲れを癒やす場所でもあります。

そして大人として、過ごしたいと思える場所であることも大切です。

自分自身を大事にしてあげることが、お子さんをケアする気持ちのゆとりに、つながるからです。

ということは、子供のニーズをちょっと我慢させないといけないということです。

我慢って、具体的にはどういうことかというと。

・リビングの見える所に置くクリアファイルを、アニメのキャラクターのものにする

・子供の服をしまうチェストを、子供の好みの派手なカラーにする

・ディズニーのイラストが描かれたカレンダーを飾る

お子さんに選ばせたら、きっとこうなるんですよ。

そうではなくて、大人がよい空間のために、吟味するんです。

私はそれは、可哀想なことではないと思います。

もし可哀想なのだとしたら、SNSで素敵な自宅を公開している方が、皆ひどい人なってしまいます。

むしろ、プラスの面に注目していただきたいと思うんです。

良い空間で育ててあげることは、その子の美的感覚を育むことになります。

子育て中の家

私が、まさにそうだったから思うんです。

美しい空間とはなにかを、育った家が教えてくれました。

お絵描き教室、ピアノ教室に通わせるのも、もちろん良いですが。

自宅に絵を飾りましょう。

素敵な飾り方で。

その空間に合う、音楽を流しましょう。

あなたの心が動かされた音楽を。

幼稚園に、美術館や音楽ホールのテイストを、プラスするんです。

それが、大人も過ごしやすい空間をつくることになります。

子ども部屋は、その子の自由にしてあげてかまいません。

その代わり、家族みんなで使うところは、美意識を感じる居心地のよいスペースに、整えてあげましょう。


<おすすめ記事>

失敗した買い物を、手放す方法

個人のお家と、店舗の方向けに、賃貸や中古マンションのインテリアコーディネート・リフォーム・リノベーション

リビングキッチンの整理片付けも収納アドバイザーにご依頼ご相談下さい。東京横浜大阪中心に全国の依頼にご対応