ナマステー！
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
今月号の「Tarzan」は、血管、血流の特集です。
もう、見ましたか？
75ページに、鍼の特集がありました。
刺絡（しらく）という手技について書いています。
井穴刺絡療法は、当店でも行う場合があります。
少し痛い療法で、必要の無い場合には行いません。
どのような場合に行うかというと、お血の症状が強い人や、へバーデン、ブシャール結節、リウマチのような痛みがある方は、手足の末端に溜まった邪気が物理的に排出されると（お血が出ることもあります。）すっと楽になります。
東洋医学では、血液の巡りだけでなく、
「気、血、津液（き、けつ、しんえき）」の質が良く、十分な量があって、体内を滞りなく巡っていることが良いと言います。
気とは、生命エネルギー
血とは、血液
津液とは、血液以外の液体
気、血、津液に滞りがあると、流れがよどみ、そこは毒素が溜まりやすい場所になります。病気をしたことがある内臓、傷痕、末端も溜まりやすい場所です。たとえば、部屋の角にほこりが溜まりやすいのは、そこは風通しが良くないからです。
流れがよどんだ場所は、不調が現れます。
流れの悪い場所は、いろいろなものが溜まり、汚れ、異臭を放ちます。
痛みや、痒み、荒れ、コリ、など、不調が出現してきます。
場所が、脳や心臓の血管だと、脳梗塞や心筋梗塞になって命にかかわります。
この本も、面白いですよ！
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