おのあゆむです!


前回の記事「【5分でわかる】大企業の中でオリジナリティを出すためのヒント|おのあゆむブログ/https://ameblo.jp/ayuono50321/entry-12465161841.html」では、独立系電力会社AESを事例に挙げて、若手社員に対して大手会社の中でもどのように自分の意見を持って業務を進めていったのかをお話しました。

前回記事でも、「ティール組織/英治出版」を読んで記事を書かせて頂き、部品メーカーのFAVIという会社で起きたリストラの危機を救った一人の社長の行動にとても感激し、ティール組織の勉強としてもとても参考になったため、本記事で紹介したいと思います。


●FAVI社の社長について

 「ティール組織/英治出版」で取り上げられていたFAVI社の社長は、ジャン・フランソワ・ゾブリストと呼ばれる元落下傘隊員であると紹介されていました。

当時彼は、下記のような行動をとったことが何度かあると記載されていました。

FAVIについて困難で極めて重要な判断に直面したときは、適切な答えを見だすために助言者が必要だったと彼は躊躇なく認めた。ゾブリストが衝動的に工場内を歩き回り、誰彼となく機会を止めるよう頼み、木箱を演台に見立ててその上に立ち、従業員全員に自分の抱える問題を伝え、どうすればよいかの意見を求めたことは何度もある。」


変速機シェアトップクラスのメーカーFAVI社を襲ったリストラの危機


FAVI社とは下記の記事でも取り上げられているように、変速機で世界の50%の市場シェアを誇っているメーカーです。

上司なし会議ゼロで世界シェア5割の会社/https://president.jp/articles/-/25724?display=b

「ティール組織/英治出版」ではゾブリスト社長の襲った危機が下記のように紹介されています。

「社長に一九九〇年第一次湾岸戦争が勃発して自動車会社からの発注が激減したときだった。」

また、本には解決方法は臨時社員の解雇であったとも書かれていました。

 この解決方法を実施するには下記のような、法的な障害があったと書かれていました。

「フランスでは労働法などの規定により、新規採用者は一八ヵ月間臨時社員として採用され、その後に正社員の雇用契約を結ぶことになっていた。しかし大学の臨時社員はすでにチームの正規メンバーとみなされていた。ほんの数ヶ月我慢すれば再び雇えるかもしれないのに臨時社員を解雇すれば、それはFAVIが彼らに対する倫理的な義務を破り、それまで投資してきた人材を失うことを意味した。」

この問題に対してゾブリスト社長はご自身が抱えていたジレンマをその場とき工場にいた全従業員に話し、ある作業員が次のような質問や提案をしたと記載されていました。

「今月は、私たちは三週間だけ働き、三週間分の給料をもらって臨時社員をとどめておくことはできるのではないでしょうか?必要であれば来週も同じようにしますよ。」

結果としてこの案に従業員が賛成したと記載されていました。


●FAVI社リストラ回避の話を呼んで


社長が自ら自分の抱えている悩みを出そうと思ったゾブリスト社長も、すごいと思いましたが助言プロセスの意思決定にあたり「すべての関係者とその問題の専門家に助言を求めないければならないのだ。」と 「ティール組織/英治出版」にも記載されており、意思決定の方法仕組みも社内全体の意見を汲みとれるように配慮されていると感じました。


まとめ


今後もティール組織で行われる組織やその組織に属する人々の存在目的の認識合わせをするプロセス、文化の特徴について具体例を使いながらお伝えしていきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。