おのあゆむです!


最近大企業を創業された方の立ち上げ時期の行動を研究しており、下記のダイソーの記事に書かれていた創業者の言葉「もうつらいと思ったら、荷の梱包のところに行くんです。ガシャッ、ガシャッと(ひもを機械でまきつける仕事を)やると、すごく気持ちがスーっとするんですよね。これも、これも売れてくと思えて」と記載されているように、大企業までに会社を成長させられる方々には何か共通点(例 :自分の利益が上がる姿をイメージする)があるのではないかと考えるようになりました。

・参考記事↓

「逆転人生に学ぶ運のつくり方「ダイソー」創業者/https://style.nikkei.com/article/DGXMZO39447390X21C18A2000000/?page=3」


本記事では「ティール組織/英治出版」を読んだ中で気になった、現場の労働者が会社で使用する資材の購入や銀行の資金調達を行うように組まれた組織体制について書きたいと思います。


●現場で大きな自己決断ができる経営組織


FAVIやサン・ハイドローリックスは、自主経営組織と呼ばれています。

自主経営とは「ティール組織の考察vol.2 自主経営(セルフマネジメント)に日本の企業が取り組む際に課題となるもの/https://note.mu/ideapartners1019/n/ndd99aa127036」によると、「組織を取り巻く環境の変化にたいして、誰かの指示をまたず、適切なメンバーと連携しながら、迅速に対応することです。」と定義されています。

自分が就職活動時代に受けたある大企業で、「上司に決断を求めるプロセスに時間がかかり意思決定に時間がかかる。」と説明を受けた記憶があり、この自主経営を大企業でも実践することで意思決定が早くなるのではないかと考えています。次の章では、FAVIやサン・ハイドローリックスという名前の会社の業務内容について話したいと思います。


●FAVIやサン・ハイドローリックスでの意思決定


 FAVIやサン・ハイドローリックスの工場では、「ティール組織/英治出版」によると下記のように現場での業務内容が紹介されています。

「機械や設備の購入は(金額が数十万ドルになる場合でも)マネージャーではなくそれを使う現場の労働者が担当している。必要な分析、仕様書の作成、サプライヤーへの訪問と交渉、場合によっては銀行からの資金調達までを購入を決めた者が行う。」

と記載されています。

自分も会社で設備を購入することがありますが、数万円以上だと稟議を切って上司の指示を仰がないと数十万円以上する物品は購入不可能です。

上記の文章を読んで、現場で何十万円を動かせるのは、羨ましいと思いました。


●大量購入の際の処理の仕方


 「ティール組織/英治出版」から、大量発注の際の自主経営組織での労働者の前提をお伝えしたいと思います。

「大量発注すればかなりの割引が見込める商品については、同じ業者から購入している同僚同士で協力して購買力を最大限にしようとするだろう。」と本には記載されており、組織内での人間関係が組織づくりで大切になってくることがこの文章から読み取れます。

 

●トマト加工業者モーニング・スターが実施した業務の無駄を省く例


 自分が取り扱っている製品の部品は図面で管理されていて、製品に利用されているねじの種類の変更があった場合図面を修正する作業が発生します。部品の変更があった場合でも、柔軟に対応できない方法は何かないかと探しているときに「ティール組織/英治出版」に記載されていた参考になりそうな情報を下記に記載します。

 「トマト加工業者モーニング・スターでは(詳しくは後ほど取り上げるが)、ねじロック(ナットやボルトが偶然に緩むことを防ぐねじ緩み止め剤)を多くの社員が購入していたのだが、製品の型はバラバラで数十種類もあり、購入先もさまざまなことが判明した。これは大量発注のメリットがないだけではなかった。社員たちは、食品業界の規則に則って自分が使用するねじロックの型をひとつひとつ安全データシートに記録しなければならないという無駄なお役所仕事に、時間を費やさなければならなかった。あるとき一人の社員が、「私が四半期に一度工場内の各部署を訪ね、一緒にねじロックを購入したいかどうかを仲間たちに尋ねて回るのはどうか」と提案した。包装資材(これも大量購入による割引が効きやすい分野だ)の購入時にも同じような解決策が浮上した。社員間で調整することに価値があれば、彼らはすぐさま調整を始める。」

 上の文章を読んで、自分が声を上げればできそうな仕事だと思ったため会社で実践したくなりました。


●ティール組織を社内システム標準化のために適用するメリット


「ティール組織/英治出版」に記載されていた社内システム標準化のアプローチについて、紹介したいと思います。

「自分用に新しいコンピューターを買いたいと思った秘書は、自分がハードウェアやソフトウェアの仕様に明るくない限り、それをよく知る誰かに助言を求め、ほかのIT機器とうまく合うコンピューターを買おうと思うだろう。この場合、基準を強制する本社の部門は必要ない。もっと複雑な、何らかの基準を決める必要があるケースでは、だれかが手を挙げて人々を集め、状況を調査して基準を決めるグループを立ち上げることになる。」

 上記の「自分がハードウェアやソフトウェアの仕様に明るくない限り、それをよく知る誰かに助言を求め」という行動が本によると、ティール組織の助言プロセスと呼ばれるプロセスだそうです。

  上の文章を読んで、ティール組織は職務関係なく労働者自身が会社内の業務で発生する非効率な部分に気づくことを意識し、自分から問題解決を促す人材を組織内で探しに行くように体系づけられていると思いました。


次回は、ティール組織にある暗黙の前提について話していきたいと思います。