おのあゆむです!
「ティール組織/英治出版」を読んで、どの組織で発生するであろう気になる議題について面白い話があったため記事に書きたいと思います。
ティール組織では「自主経営(セルフマネジメント)」と呼ばれる「【必見!】自ら意思決定したい方向けの資材購買と設備投資方法について|おのあゆむブログ/https://ameblo.jp/ayuono50321/entry-12481260002.html」にも書かれていますように、「組織を取り巻く環境の変化にたいして、誰かの指示をまたず、適切なメンバーと連携しながら、迅速に対応することです。」という経営方法が採用されています。
本には、組織編成していく上でテーマになる「信頼か統制か」のテーマに関して、「「信頼か統制か」の選択という問題が理性的に、真正面から議論されることがほとんどない、という点である。それは、人々と彼らのモチベーションに関して私たちが心の奥深くで、多くの場合無意識的に抱いている前提に基づく選択なのだ。」と書かれており、どんな前提だったら労働者間の信頼を疑うことなく業務を進めていけるのだろうと不思議に思いました。
本記事を含め、2記事を使ってティール組織の「暗黙の前提」を話していきたいと思います。大手独立系電力会社AES「詳細は【5分でわかる】大企業の中でオリジナリティを出すためのヒント|おのあゆむブログ/https://ameblo.jp/ayuono50321/entry-12465161841.html」を事例にして、ティール組織の暗黙の前提を話していきます。
本記事では、AES社が調査した一般的な工場のオーナーやマネージャーが自社の労働者たちに対して抱いている前提について紹介します。
●一般的な工場のオーナーやマネージャーが自社の労働者たちに対して抱いている前提
AES社の創業者バーキは、「ティール組織/英治出版」によると「AES社が新しい発電所を取得」する時期になると、「一般的な工場のオーナーやマネージャーが自社の労働者たちに対して抱いている前提は何かを尋ねたうえで、AESの組織慣行を紹介することが多かった。」と本では紹介されています。
自分が務めている会社ではない取り組みのため、フィードバックや評価として上司から言われるのは自分の業務改善になるから羨ましいシステムだと思いました。
●「上司は自分たちをこう思っているにちがいない」と労働者が感じている前提
AES社の創業者バーキは、「ティール組織/英治出版」によると「上司は自分たちをこう思っているにちがいない」と労働者が感じている前提を次のように要約しています。
1. 労働者は怠け者だ。見張られていないと、勤勉に働かない。
2. 労働者はもっぱらお金のために働く。なるべくたくさんのお金を稼ぐために必要なことをする。
3. 労働者は組織にとって何がベストかよりも自分の利益を優先させる。彼らは自分さえよければよいと思っている。
4. 労働者は繰り返し可能な単純作業をする場合に最も効果的に働き、最も高い成果を上げる。
5. 労働者には会社の業績に影響を及ぼすような重要問題について正しい判断をする能力がない。それが得意なのはトップや組織の管理職だ。
6. 労働者は会社の業績に影響を及ぼすような責任が重い仕事をしたがらない。
7. 子どもが親の保護を必要としているのと全く同じように、労働者は保護を必要としている。
8. 労働者は時間単位、または生産される「製品の数」によって報酬を得るべきである。管理職は固定給が支払われ、賞与や株式をもらえる場合がある。
9. 労働者は交換可能な機械の部品のような存在である。「優秀な労働者」はほかの「優秀な労働者」とほとんど変わらない。
10. 労働者は何を、いつ、どうするべきかを命令される必要がある。管理職は起こしたことの責任を彼らに取らせる。
上の文章を読んだとき、自分も労働者として働いている身としてかなり厳しい評価を上司はしていると感じ驚きました。
「ティール組織/英治出版」によると、
「この見方が正しいとすると、リーダーたちが労働者に統制、報酬、罰を与えていることこそが分別ある行為なのであって、助言プロセスを使って意思決定をする労働者を信頼するのは愚か者ぐらいのものだ」
と記載されており、普段の業務で失敗をなるべくしたくはなくなりました。
上記の状況を踏まえて、次回の記事ではAES社が労働者に対して考えている前提をお話ししたいと思うます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。