こんにちは田中あゆみです
びっくりするくらいやることがあって、そしてその半分もこなせない日々を送っている私です(というブログをおざなりにしてしまっている言い訳)
そんなバタバタな日々の中先日行った『季礼文字』のレッスンについてご報告致します
今回は皆様初めての生徒様。
10月ということもあり
“重陽の節句”
“十五夜”
“十三夜”
についてメインでお話しさせて頂いてから
それらを文字にしたり絵に描いて頂きました
本来“季礼”という学問は
日本人が古来から大切にする
季節(自然)に寄り添う生き方(伝統)
を毎月振り返り、
それらの意味を学び そして上手に昔の人の知恵を現代の生活に取り入れることで
心身共に健康でいられるというものです。
そしてそれらを文字にしたり絵に描いたものが“季礼文字”です
例えばお月見ですが、
暦の上での10月は夏から秋に変わり
体調を崩しやすい時期。
そんな時月を見上げることで セロトニンを働かせて身体をしっかり休め心身共に健康でいようという昔の人の知恵の一つ
生徒様からこんな嬉しい報告が
現代の生活の中で古来からの風習を全て再現するのは難しくても
描いた“季礼文字”やお花(今月ならススキや秋のにくさ)を飾るなど
お部屋の中に季節に寄り添う“コーナー”を作ることがポイント
因みにお月見のお供えは
すすき→神の依代
団子→付きの形代
里芋→きぬかつぎ
→皮からつるりと飛び出す丸形が月に似ている
→付きの形代を食べることで月のパワーを身に宿す役割
があるとされています
この日のお茶のお時間には無花果のローケーキをお作りしました
お口に召して頂けたようで良かっです
来たる10/8は十三夜です
ススキを束で買ってきてばさっと花瓶にいけてみたり(それだけでもかっこよくキマル)
お団子やお芋を食べて月を見上げてみてはいかがでしょうか?