◎故障原因が分からなくて暫く放置していたカセットデッキ「Victor CCR-667」を何とか復活させたいと思い、マルチテスター「DSO-TC3」を買ってみました。
普通のテスターや壊れたオシロスコープ(真空管式w)はあるのですが、やはり波形やパーツの状態が分からないと何もできないんですよね。
ぶっちゃけ、連休中はカセットデッキばかり何台も修理していたので、カメラやレンズの事は全くできませんでした。どうしよう…
彼が刺し貫かれたのはわたしたちの背きのためであり
彼が打ち砕かれたのはわたしたちの咎のためであった。
彼の受けた懲らしめによってわたしたちに平和が与えられ
彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。
神は、この世の罪の奴隷となった私たち人間を罪から解放し、その咎を赦すために、愛する一人子イエスをこの世に送り、十字架の贖いによりその罪を清算するために、尊いいのちを犠牲にされることを、古の日から決めておられました。私たち人間が罪という死に至る病から癒されるために、罪なき神の子羊イエスが身代わりに傷を負い、神に打ち砕かれたことを感謝して信じ受け入れ、永遠の安息に導き入れられるさいわいに与る私たちでありますように。
①FNIRSI DSO-TC3 デジタルオシロスコープトランジスタテスター
本体はポケットに入るほど小さく、プローブなどの測定器具など付属品も充実しています。
②小さくても多機能
FNIRSI DSO-TC3は「デジタルオシロスコープ、電子部品テスター、信号発生器、導通試験、電圧試験、温度・湿度測定、赤外線デコード」など多彩な機能が充実しています。
でも細かい精度は本格的な測定器よりは落ちるみたいですが…
自分は大まかな測定値が分かればいいので、今の所これで十分です。
③電子部品テスターはやっぱり便利!
ねんどろキズナアイ: 「パーツはツェナーダイオード以外は自動判別して測定してくれます」
管理人: 「これで不良判別が完全にはできないので、実際のデータと経験も必要にはなります💦」
④それではまともに音が出ないカセットデッキ「Victor CCR-667」を修理します!
(写真は修理後です💦)
ねんどろキズナアイ: 「左chの音が小さく、右chも雑音が出ています」
⑤ケースの内側に貼ってある部品配置図を見ながら測定します
ねんどろしずえ: 「まずプリアンプから信号測定を開始して、ライン出力までの信号を順次測定していきます」
⑥プローブを付けて測定開始
カセットを再生し、DSO-TC3をオシロスコープモードにして、回路をショートさせない(これが結構緊張しますw)ように測定していきます。
⑦左チャンネルのプリアンプは生きてました
この波形を見てロックかジャズか、クラシックか当てられたら「通」です(笑)
答えは「ロック」でした!
⑧左チャンネルのラインアンプで…
ねんどろしずえ: 「アレ? ある場所から波形が出なくなりました…」
⑨故障原因発見!
左上: ラインアンプ出力段のあるパーツを境に出力が途切れています。
右上: それはここのコンデンサーでした。
右下: コンデンサーを外してみると、見事に液漏れ💦
こればかりは目視でもなかなか発見するのは困難です。
左下: 4.7μFのコンデンサーを測定したら、たったの0.0013μFしかありませんでした。 (画像は単位を間違えています💦)
⑩こうなったら怪しそうなパーツは全て交換する事にします!!
手持ちのトランジスタとコンデンサと交換する事にしました。
⑪でもこれ、メンドクサーイ!!(笑)
とにかく配線が邪魔で邪魔で…💦
半田ごてを入れると配線が溶けちゃうし、とにかく大変でした。
でもガンバルYO!
⑫頑張って交換したトランジスタ
ねんどろエルフ: 「古いパーツは手に入らないので、互換パーツと交換しました」
ねんどろMEIKO: 「何このクラゲみたいな部品は~」 (マテ
⑬外したトランジスタを測定すると…
ねんどろシアン: 「小さいトランジスタが2個ほどhFE(増幅率)の値が極端に低い物がありました。 これはダメでしょう」
⑭電源部の電解コンデンサも交換
電解コンデンサの1個が液漏れしていました。
古いカセットデッキや家電を使っていて、もし電解液の匂い(慣れると分かります)がしてきたら必ず電源のコンデンサは全て交換しましょう。
⑮スイッチオーン!! 音楽スタート!!
ねんどろココア: 「ズビズビ鳴りました~~♪♪ やったね!」
ねんどろチノ: 「部品交換したせいか、音も良くなったね!」
管理人: 「まだ気になった部品を交換するので、現在パーツを手配中です」
⑯苦労して直したデッキで聞く音楽は格別。
しっとりと夜が更けていきました… by Frieren
◎以上、【マルチテスター「DSO-TC3」を買ってデッキ「CCR-667」を修理】でした!