◎もう4年くらい前になりますが、確か神奈川の「ハードオフつきみ野店」で買い、その当時はミラクルマウントのマウントアダプターが無かったので、そのまま放置していたんです💦
しかしちょっと前に、raindropさんの記事を見て、「ミノルタのAマウントアダプター」なら何とか入って絞りも使えると知り、今回使ってみる事にしました。
(このレンズの絞りリングはカメラに情報を伝えるだけで、レンズ本体の絞りを直接動かす事ができないんです💦)
わたしを尋ね求めるならば見いだし、心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしに出会うであろう、と主は言われる。
私たち人間はその罪の深さの故に聖なる神から遠く離れ、神に見捨てられたと思うような状況に陥るかもしれません。しかし愛なる神は私たちを決して見捨てることなく、私たちが真摯に神を求めるならば、私たちと出会ってくださるお方です。神から離れるのも、神に近付くのも、私たちの心次第です。罪を悔い改め、神を探し求め、大胆に神に近付いて、愛と憐れみに満ちた懐に抱かれるさいわいに与る私たちでありますように。
①「MAMIYA-SEKOR E 50mm F2」(絞りリングは外しています)
1980年発売 当時の価格は¥14.000 レンズ構成: 4群6枚(ダブルガウス)
最小絞り: f16 最短撮影距離: 0.45m 絞り羽根枚数: 6枚 フィルター径: 49mm
マウント: ミラクルマウント 焦点距離: 50mm モノコーティング
当時はマミヤの35mmのZEシリーズの標準レンズとして1980年に発売されたみたいで、分解した感じではYASHINONと造りが似ている事から、おそらく富岡光学で作られたのではないかと思いました。
②それでは分解清掃していきます!
A: まずマウントを外しますが、接点はレンズ情報だけなのでそのままでOKです。
B: 絞りリングはボールが飛び出すので袋の中で外します。
C: 絞りリングを外したら、解除ボタンとクリックボールを回収します。
D: 解除ボタンは凸側がレンズ方向になります。
③各レンズの清掃
A: マウントベースを外します。
B: そしてレンズ後群を反時計回りに回して外し、各レンズを清掃します。
(合わせレンズはハメゴロシになっています)
C: 銘板を反時計回りに回して外し、レンズ前群も同様に外します。
D: 分解して各レンズを清掃します。(ここも合わせレンズはハメゴロシです)
④ヘリコイドグリス交換
A: フィルター枠を外します。
B: フォーカスリングを最短撮影距離にセットしたら、フォーカスリングの合わせ位置マーキングをしながら外します。
この時に絞り羽根の動きと油滲みがないかチェックしておきます。
C: 最短撮影距離でのヘリコイド位置を測定&マーキングしたら、直進キーを外します。
D: ここからはすぐに外れますので、かなりゆっくり慎重に回し、ヘリコイドが外れまでの角度と外れる瞬間の位置をマーキングしておきます。
外れたら古いグリスをホワイトガソリンなどで洗浄し、固めの筆などで新しいグリスを塗布します。
サブヘリコイドも同じように作業したら、後は逆の手順で組み立てれば完成です。
⑤ミラクルマウントが付くAマウントアダプターの構造
右の様に取り外しができて、調整できるタイプでないとミラクルマウントは取り付ける事ができませんでした💦
⑥ミラクルマウントの取り付け
A: ミラクルマウントを取り付ける時は絞りリングと接点を外し、マウントアダプターの絞り連動パーツも外す必要がありました。
B: レンズを取り付けたら、マウントアダプターの連動パーツのネジ位置を調整しながら取り付けて、マウントアダプターの絞りリングが開放まで行く位置でレンズを固定します。
若干スラスト方向にガタがありますが、個人的に許容範囲と判断してテープでグルグル巻いておきました
無限遠に関してはオーバーインフになりますが、最短撮影距離まで使えたのでOKとしました。
⑦「MAMIYA-SEKOR E 50mm F2」の作例
おおよそF8.0
マウントアダプターの関係で、使用カメラは1インチミラーレスの「ニコン1 V1」を使用していて、画角は135mm&レンズ中央の評価になります。
絞り値は分かる範囲で記載しています。
⑧サービスエリアにて
f2.0開放
トヨタ博物館のパネルっぽいです。
⑨お土産コーナー
f2.0開放
⑩手洗い場
f2.0開放
⑪日立
f8.0くらい
⑫ドフ
f5.6
最近ここのドフはレンズの入荷が全く無くて不満です(笑)
⑬夕焼け
f8.0くらい
⑭パチンコ屋
f2.8
パチンコは高校からやった事がありません。 ←
⑮寿司
f2.0開放
寒いと麺類まで頼んでしまいます。
「MAMIYA-SEKOR E 50mm F2」はこのクラスとしてはなかなかの実力者だと思いました♪
欠点はマウントアダプターが無い事ですね💦
⑯オマケ整備「smc PENTAX-FA 28-80mm F3.5-5.6」の簡単な分解
「いか太郎さん」がもし見ていたら参考にしてみて下さい。
⑰鏡筒の簡単な分解方法
A: フォーカスリングゴムを外します。
B: 合わせ面の合いマーキングをします。
C: テープ二カ所を剥がします。
D: ここからゆっくり慎重に回転させて、外れる瞬間の位置をマーキングします。
⑱中のカビならこれで掃除できます
A: 分割できました。
ヘリコイドは溝が少ないので、組むのは楽だと思います。
B: 中のレンズを清掃します。
後は逆の手順で組み立てれば完成です。
⑲「smc PENTAX-FA 28-80mm F3.5-5.6」の作例
使用カメラはペンタックスK-S1になります。
⑳夕焼け
38mm f8.0
㉑買取王国
28mm f5.6
フィルム時代の標準レンズですが、なかなかの実力でした。
◎以上、【マミヤ光機「MAMIYA-SEKOR E 50mm F2」分解清掃・作例+マウントアダプター】でした!