むかし、とっても心配性だった。

あんなことが起こったら、どうしよう。

こんなことがお起こったら、どうしよう。

そんなことばかり考えて、怖くて何もできない。

ということばかりだった。



ある時、男友達の家で私と女友達の

3人でたこ焼きパーティーをすることになった。

その男友達は一人暮らしで

とても忙しい中学校教員だった。

わたしはそれだけで、

部屋が汚なかったらいやだな・・・

料理道具がなかったら不便だな・・・

そのせいで美味しいたこ焼きが

できなかったらいやだな・・・

と思った。

そして、

たこ焼き作りに必要な思いつくだけの

たくさんの料理道具を準備し、

おいしくないたこ焼きにならないために、

インターネットでレシピを確認し、

美味しい出汁をあらかじめ作り、

大きなかごいっぱいにそれらの物を詰めて、

万全の体制を整えて男友達の家を訪れた。

一緒に行った女友達には、

そんな準備しなくっても大丈夫じゃない?

と笑われたんだけど

わたしは大真面目だったの。

実際に行ってみたら、

男友達の家には

十分な料理道具はあったし、

部屋もきれいで快適だった。

たこ焼きも知恵を出し合いながら、

美味しく作れたんだよね。




というわけで、

何も心配ごとは起こらなかったの。

わたしに必要だったのは、

万全の準備ではなく、

周りへの信頼、流れへの信頼だった。

そして、ことが起こった時に、

仲間と協力して解決できるのだから、

別に問題なんて大したことがないんだって

わかっていることだった。



今、コロナで色んなことを

心配に思っている人はたくさんいると思う。

だけど、結局、わたしたちは

大丈夫だ。

ことが起こった時に対処すればいい。

もしも起こった時には、

わたしはどうなりたい?

そのためにどうしたい?

この質問を自分に投げかけることと、

手助けしてほしい

と周りに言えたら必ず改善される。

だから大丈夫。

結局大丈夫だったって、

将来笑ってると思う。