恩師 | Open the door

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その日に感じたことや思ったことを素直に書き留めていきたいと思います。

先日妹の中学の卒業式に行ってきました。

自分は中学時代生徒会長で卒業生代表の言葉を務めましたが、

妹も同じ役目を果たすことになるとはなかなか時間の流れの早さを感じるものです。


僕は卒業式に参加するにあたって少し気が引ける部分がありました。

中学の同級生は続々と合格し、その報告に来ていましたが

自分は今年大学受験に失敗して、浪人生になることが決まっていたので身が狭い思いでした。


卒業式は無事に終わり、担任の先生を先頭に卒業生が列になって校門を出ていき、その列の横に保護者が並んでいて通っていくのを見送っていたのですが、

学年主任の先生が見えて出てきたなと思ったら真っ先に僕を見つけて卒業生を気にすることもなく

僕のところに近寄り、センターの点だけで夢まであきらめることないぞ!

と言葉をかけてくれました。


正直普通じゃないと思います。

当然僕より3つ下の卒業生は僕のことを知らないからポカンとしてますし、その保護者も誰だこのガキは

と思ってみてたと思います。


でも非常に心に刺さりました。

浪人が決まって冷たい目で見られるのかなと思っていましたが本当に温かい言葉で迎えてくれました。


一通り式が終わって落ち着いたところで、部活の顧問だった先生や、中3の時の担任の先生の所に挨拶に行きましたが、大人っぽくなったなとか浪人に対して少しくらい寄り道するくらいで丁度いい。妥協せずに上を目指しているほうがお前に合ってると応援する言葉をもらえました。

本当に救われる言葉でした。



自分にとってあの中学校は特別な場所です。

すばらしい恩師に出会い、自分の人生を変えてくれた場所といっても過言ではありません。

人生の中で恩師と呼べる人ってそんなにいないと思います。



自分の中3の時の担任の恩師が3年後妹の担任として恩師になり、

今年この3人で写真をとりました。

ここまで運命的な一枚ってなかなか撮れないと思います。

先生も3年前は兄貴に泣かされ、今年は妹に泣かされ幸せだわと言ってました。

5年後妹も成人したら三人で飲みに行こうと約束しました。


5年後が楽しみです。

 

今日はこの辺で