せどり、志ん朝、小松崎 | 大TOKYOしみじみ散歩日記

大TOKYOしみじみ散歩日記

お独り様となった50路男の、ぶらぶらノンビリンの東京物語

映画・マンガ・小説・芝居・テレビに動物
そして大切な母ちゃんとの想い出も時おり混ぜ合わせて

書き留めてゆきたいなと、思います

こんにちは(・∀・)ノ

映画見たあと、荻窪へ行ってきました
明日見に行く映画のチケットを金券屋さんで入手し

BOOK・OFFへ
そしたら今日もいました、セドリが

セドリとはイギリス人の行商人、ウィリアム・セドリックが始めた買い付け方法で
……というのはウソで
(#゚Д゚)ノ   ε=(ノ≧∇≦)ノ

背取り、ですね
骨董などの買付を店舗で物色・購入して
別の店へ転売して差額を稼ぐ方法です

犯罪じゃないけど、見つかると恥ずかしいです
特に骨董や古書店で見つかると昔は売ってくれませんでした
見たことあるし、私も映画のパンフレットでやった事があります

あれは知識と根気がいる地味な肉体労働だったんですが
どうやら最近は違うようで

バーコードを読み取って売れゆきが分かるようですね

我が家の「坊っちゃん」
左上にバーコードがあり、ネット販売などではこれを使って在庫や売れゆきがわかる仕組みらしいですな

ケータイに何かくっつけて、表紙じゃなくてバーコード側を順に光線当てて☑してました

なんか卑しい。それにつまらない
あれじゃ本を読みもしないだろうし、作家の情報や出版社の癖なんか知ろうともしないんでしょうね

茶髪で音楽聴きながら哲学書のコーナーでバーコードをチェックしてる貧相な男や
児童書のコーナーで口で息しながら岩波少年文庫をチェックしてる色白太め君

君たち、格好悪い

因みに写真のようにバーコードの無い本について、彼らは全く知識がない者が多いそうです
つまらない奴らです

で、私の買い物

古今亭志ん朝さんのCDが500円は、なにかの間違いだろうけど、有り難く購入
「柳田格之進」は志ん朝さんの十八番
ステキな人情噺です

さて後方のデカイ本は108円で通路脇の篭に並んでいた小学館の文学全集
私が子供の頃はどこの出版社からも出ていたし、図書室にも2種類くらいの全集は必ずありましたね
ズラリと並べてドミノ倒しして図書委員に言いつけられて怒られたもんだ
Ψ(`∀´)Ψケケケ

今回、イギリス編5を買ってきたのは
収録されていたH・G・ウェルズの名作
「宇宙戦争」の挿絵を
小松崎茂さんが描かれているから

こんな感じ

(*≧∇≦)ノ カッチョイイ!

男の子で本が好き、怪獣・恐竜・機械が宇宙が大好きだったら
小松崎茂さんの絵には興奮したでしょ♪
しなきゃ変でしょ

いやあ、これ画集にも載ってないんじゃないかな
凄く綺麗でワクワクしちゃいます

昭和45年の発刊
私が小学校に入るときの本だから
もしかしたら、図書室にあったかも
ドミノ倒しをしたのかも♪

う~んo(*゚∀゚*)o嬉しい!

セドリック達には買えない本だぞ
ざまあみさらせ!


またあとで   o(゚▽^)ノ