※少し前の出来事です。
ちゅうは去年、靭帯を一部損傷し今リハビリを受けています。
最初は登校も送迎をしていましたが、それもなくなり少しづつ良くなってきている状態。
ところがある日、
また「膝が痛い」と言い始めました。
毎週リハビリに行って良くなっていっているはずなのに、ここにきてまた痛み?成長痛?
リハビリの時にまた痛みが出てきた事を伝え、レントゲンを撮ることになりました。
診断結果は
オスグッド病。
初めて聞いた病名だったから「何か悪い病気なんじゃ…」って思ってしまったんだけど、
要は軟骨の一部が剥がれて腫れや炎症を起こしている状態とのことで、とりあえず悪いものではない事が分かりホッとしました。
でもその後説明された内容に驚いた…
オスグッド病は、サッカーやバスケ、バレーといった膝に負担がかかるような激しい運動をしている子に多く発症するスポーツ障害らしくて。
でも、ちゅうは運動が苦手だし、そんな激しい動きなんてしてないはずなんですよ。
運動部でもないし。
それなのにスポーツ障害?
おかしいなーと思いながら、でもそんな事もあるのかなと不思議に思いながら医師の話を聞いていました。
生活をする上で運動をする場合はサポーターをする事(今までも付けていたけど、さらにしっかりとしたサポーターに変更になった)、痛みがある場合は無理をしない事を伝えられました。
それからは靭帯一部損傷&オスグッド病を抱えての生活。
そして、1ヶ月…
その間、運動をしていないのに何でスポーツ障害と言われるオスグッド病になったのか、わたしはずっと不思議に思っていました。
で、ネットで調べたら、ある時「きっとこれだ!」という記事を見つけたんです。
それで、もしかして?…と、定期的にある診察で聞いてみました。
「運動をする時にサポーターを付けるように言われたのですが、以前お伝えした通り長男には多動があって、昼間は薬が効いて動きが落ちつきますが薬の効いていない朝晩はかなり動きが活発になります。その時はサポーターを付けなくても大丈夫ですか?」
「え?そんなに激しいんですか?」
「そうですね…毎日飛び跳ねたり走り回ったりしています」
「そんなに…それは運動の時だけではなく、薬が効いていない時にもサポーターを付けて下さい!」
とのやりとり。
確かではないけど、やっぱり…と思いました。
というか、それしか考えられない。
オスグッド病の発症の原因は恐らく多動。
わたしが「これだ!」と思った記事には、
【ダッシュやジャンプ、方向転換などを頻繁に伴うスポーツをすると発症しやすくなり~…】
と書いてあったんです。
ダッシュやジャンプ、方向転換を頻繁に…?
それ、薬が効いていない時のちゅうの動きだ!
すぐ思いました。
ああ、きっとこれだ!って。
スポーツ障害と言われているからわたしはてっきり運動をしている時にしか起こらないと思っていたし、ちゅうの多動はわたしにとって日常だから激しいスポーツの動きとは結びついていなくて、
整形の先生も薬が効いていて多動が激しくない状態のちゅうしか見たことがないから、「運動の時にサポーターをつけて下さい」としか言わなかったんですよね。
まさか多動の動きが激しいスポーツの動きと同じとは…まさかのまさか。
改めて多動の子はそれだけ動いてるって事なんだなぁ、そりゃ怪我も多いわけだなぁ、と思い知らされました。
あれからだいぶ経ちましたが、今もまだ完全には良くなってはいません。
リハビリを頑張っていて、少しづつ良くなってきています。
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